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きくた‐の‐せき【菊多の関】🔗🔉

きくた‐の‐せき【菊多の関】 勿来(なこそ)の関の古称。

き‐くたびれ【気草臥れ】🔗🔉

き‐くたびれ【気草臥れ】 神経が疲れること。精神的な疲労。気づかれ。「信一は病源を―だと思うて居た」〈滝井・無限抱擁〉

きくち【菊池】🔗🔉

きくち【菊池】 熊本県北部の市。製紙・酒造に加えて果菜類の栽培が盛ん。中心の隈府(わいふ)は中世、菊池氏の居城地で、肥後の中心地として栄えた。袈裟尾(けさお)古墳や菊池温泉がある。人口二・八万。

きくち【菊池】🔗🔉

きくち【菊池】 姓氏の一。

き‐ぐち【木口】🔗🔉

き‐ぐち【木口】 材木の種類や品質。木柄。「―抔(など)は可成(かなり)吟味してあるらしく」〈漱石・道草〉木材の切り口。横断面。こぐち。袋物などの口につけた木の取っ手。

きくち‐がわ【菊池川】‐がは🔗🔉

きくち‐がわ【菊池川】‐がは 熊本県北部を流れる川。阿蘇(あそ)外輪山北西麓に源を発し、玉名市南部で島原湾に注ぐ。長さ約七一キロ。上流は渓谷美を呈し、オオサンショウウオ・ヤマメなどが生息。

きくち‐かん【菊池寛】‐クワン🔗🔉

きくち‐かん【菊池寛】‐クワン一八八八〜一九四八]小説家・劇作家。香川の生まれ。本名、寛(ひろし)。第三次・第四次「新思潮」同人。文芸家協会の設立に尽力し、雑誌「文芸春秋」を創刊。のち、芥川賞・直木賞を制定した。小説「恩讐の彼方に」「藤十郎の恋」「真珠夫人」、戯曲「屋上の狂人」「父帰る」など。

きくちかん‐しょう【菊池寛賞】キクチクワンシヤウ🔗🔉

きくちかん‐しょう【菊池寛賞】キクチクワンシヤウ 菊池寛を記念して設けられた年一回の文化賞。文学・演劇・映画・新聞・放送・雑誌・出版などの分野で、その年度に創造的な業績を挙げた個人や団体に授与される。

きくち‐けいげつ【菊池契月】🔗🔉

きくち‐けいげつ【菊池契月】一八七九〜一九五五]日本画家。長野の生まれ。旧姓は細野、本名、完爾。児玉果亭に学び、京都に出て菊池芳文に師事。円山・四条派の写生風に大和絵の手法を加えた古典的風趣の歴史人物画を描き、初期文展以来、京都画壇で指導的立場に立った。

きくち‐ござん【菊池五山】🔗🔉

きくち‐ござん【菊池五山】一七六九〜一八四九]江戸後期の漢詩人。讚岐(さぬき)の人。名は桐孫(まさひこ)。通称、左太夫。市河寛斎に学び、のち江戸詩壇の代表的存在となった。著「五山堂詩話」。

大辞泉 ページ 3606