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きくち‐じんじゃ【菊池神社】🔗🔉

きくち‐じんじゃ【菊池神社】 菊池市にある神社。祭神は菊池武時・武重・武光。明治三年(一八七〇)菊池城址に社殿を創建。

きくち‐せいし【菊池正士】🔗🔉

きくち‐せいし【菊池正士】一九〇二〜一九七四]実験物理学者。東京の生まれ。菊池大麓(だいろく)の四男。大阪大学教授。雲母を用いた電子線回折を研究し、菊池線・菊池帯とよばれる回折模様を発見。ドイツ留学後、大阪大学にサイクロトロンなどを建設。日本原子力研究所理事長などを歴任。文化勲章受章。

きくち‐だいろく【菊池大麓】🔗🔉

きくち‐だいろく【菊池大麓】一八五五〜一九一七]数学者。江戸の生まれ。箕作秋坪(みつくりしゆうへい)の次男。英国に留学。日本の近代数学および数学教育の確立に貢献。文部大臣、東大・京大総長、学士院長などを歴任。

きくち‐たけしげ【菊池武重】🔗🔉

きくち‐たけしげ【菊池武重】?〜一三四一]南北朝時代の武将。肥後の人。武時の長男。肥後守。足利尊氏(あしかがたかうじ)が建武政府に反したとき、新田義貞に従って箱根で奮戦。のち、九州に帰り、南朝軍の中心として戦った。

きくち‐たけとき【菊池武時】🔗🔉

きくち‐たけとき【菊池武時】?〜一三三三]鎌倉末期の武将。肥後の人。後醍醐天皇の隠岐(おき)脱出に呼応し、博多の鎮西探題(ちんぜいたんだい)北条英時(ほうじようひでとき)を攻めたが、少弐貞経(しようにさだつね)・大友貞宗の離反により敗死した。

きくち‐たけとも【菊池武朝】🔗🔉

きくち‐たけとも【菊池武朝】一三六三〜一四〇七]南北朝時代の武将。肥後の人。武光の孫。初名、武興。征西将軍良成親王を立てて今川了俊と各地で戦い、南朝勢力の回復に努めたが、のち、衰退した。

きくち‐たけみつ【菊池武光】🔗🔉

きくち‐たけみつ【菊池武光】?〜一三七三]南北朝時代の武将。肥後の人。武時の子。征西将軍懐良(かねなが)親王を迎え、少弐頼尚(しようによりひさ)・少弐頼国を破って大宰府を占領したが、のち、九州探題今川了俊に圧迫されて衰えた。

き‐くちば【黄朽葉】🔗🔉

き‐くちば【黄朽葉】 染め色の名。梔子(くちなし)に茜(あかね)または紅(くれない)をまぜた、黄色を帯びた橙(だいだい)色。織り色の名。縦糸を紅、横糸を黄で織ったもの。(かさね)の色目の名。表は黄丹(おうだん)、裏は黄。秋に用いる。

大辞泉 ページ 3607