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ぎこ‐ものがたり【擬古物語】🔗🔉

ぎこ‐ものがたり【擬古物語】 平安時代の物語を模倣して、鎌倉時代に作られた物語。「源氏物語」の模倣が著しく、独創性に乏しい。「住吉物語」「松浦宮(まつらのみや)物語」「石清水(いわしみず)物語」「苔の衣」など。

き‐ごや【木小屋】🔗🔉

き‐ごや【木小屋】 材木などを積んで置く小屋。

きこ・ゆ【聞こゆ】🔗🔉

きこ・ゆ【聞こゆ】 [動ヤ下二]「きこえる」の文語形。

き‐こり【×樵・木×樵】🔗🔉

き‐こり【×樵・木×樵】 山林の木を切りだすこと。また、それを職業とする人。そまびと。

き‐こ・る【×樵る】🔗🔉

き‐こ・る【×樵る】 [動ラ四]《「木伐(こ)る」の意》山林の木を切る。「草刈り―・ることなかれ」〈天武紀・下〉

き‐ころ・す【着殺す】🔗🔉

き‐ころ・す【着殺す】 [動サ五(四)]一枚の着物を、破れてだめになるまで着る。着つぶす。「気に入ったとなると膝が抜けるまで―・してしまう」〈谷崎・痴人の愛〉

ぎ‐ごわ【義強】‐ごは🔗🔉

ぎ‐ごわ【義強】‐ごは [形動][ナリ]強情で、なかなか自分の意志をまげないさま。頑固。「―な片意地な処もお有(あん)なすって」〈紅葉・金色夜叉〉

き‐こん【気根】🔗🔉

き‐こん【気根】 植物の地表に出ている茎あるいは幹から出て、空気中に現れている根。タコノキ・トウモロコシなどにみられる。

き‐こん【気根・機根】🔗🔉

き‐こん【気根・機根】 一つの物事にじっと耐える精神力。根気。気力。「少しは長い手紙を書く―も付き」〈蘆花・思出の記〉仏語。すべての人に備わる、教えを受けて発動する能力・資質。根機。機。

き‐こん【気魂】🔗🔉

き‐こん【気魂】 たましい。精神。

き‐こん【既婚】🔗🔉

き‐こん【既婚】 すでに結婚していること。「―者」未婚。

き‐こん【基根】🔗🔉

き‐こん【基根】 物事のもと。基礎。根本。

きこん‐に【気根に】🔗🔉

きこん‐に【気根に】 [副]根気のあるさま。「先から―弾きやす」〈洒・売花新駅〉気ままに。自由に。「そんなら―呑みなせえ」〈洒・粋町甲閨〉

きさ【象】🔗🔉

きさ【象】(ぞう)の古名。「―出で来てその山を越しつ」〈宇津保・俊蔭〉

きさ【×🔗🔉

きさ【× 材木の木目(もくめ)の模様。「―の木に、鉄(くろがね)の脚つけたる槽(ふね)」〈宇津保・吹上上〉

き‐さ【×詭詐】🔗🔉

き‐さ【×詭詐】 うそをつくこと。偽ること。譎詐(きつさ)。「才変じて佞猾(ねいかつ)となり智移りて―となり」〈西周・明六雑誌一二〉

大辞泉 ページ 3629