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きざ【刻・段】🔗🔉

きざ【刻・段】 きざみつけた筋。きざみめ。「引かかるよう、―が入れてあるのじゃから」〈鏡花・高野聖〉

き‐ざ【危座・危×坐】🔗🔉

き‐ざ【危座・危×坐】 [名]スルきちんとすわること。正座。端座。「寂然(じやくねん)と―して」〈露伴・寝耳鉄砲〉

き‐ざ【気障】🔗🔉

き‐ざ【気障】 [名・形動]《「きざわ(気障)り」の略》服装や言動などが気どっていて嫌な感じをもたせること。また、そのさま。「―な話し方」気にかかること。心配なこと。また、そのさま。「化物が…顕れているのぢゃあねえかと思ふから、些(ちつ)と―なところがあらあな」〈滑・七偏人・五〉不快な感じを起こさせること。また、そのさま。「そのすうすうとすすり込む音が何分(なにぶん)―だ」〈滑・浮世風呂・四〉

き‐ざ【起座・起×坐】🔗🔉

き‐ざ【起座・起×坐】 [名]スル起きあがってすわること。座を立つこと。「威儀師覚俊―して、南の弘庇(ひさし)に出でて」〈盛衰記・三〉

き‐ざ【帰座】🔗🔉

き‐ざ【帰座】 もとの座に帰ること。特に、神などがもとの御座所に帰り鎮座すること。「東大寺の神輿、東寺の若宮より―の時」〈徒然・一九六〉

き‐ざ【×跪座・××坐】🔗🔉

き‐ざ【×跪座・××坐】 [名]スルひざまずくこと。「仏間にはいって行き、―合掌して念仏を称(とな)えたのだから」〈里見・安城家の兄弟〉

ぎ‐さ【欺詐】🔗🔉

ぎ‐さ【欺詐】 うそをつくこと。あざむくこと。「真理少なければ―多からざるを得ず」〈福沢・学問のすゝめ〉

ぎざ🔗🔉

ぎざ いくつもの刻み目。ぎざぎざ。きざ。「―のある硬貨」大正から昭和初期にかけて流通していた五〇銭銀貨のこと。

ギザ【Giza】🔗🔉

ギザ【Giza】 エジプト、ナイル川下流西岸の都市。カイロの対岸に位置し、クフ王などのピラミッドやスフィンクスがある。人口、行政区二一四万(一九九二)。ギゼー。エル‐ギザ。

きさい【后】🔗🔉

きさい【后】 「きさき(后)」の音変化。「帝、―の思しおきつるままにもおはしまさば」〈源・総角〉

き‐さい【忌祭】🔗🔉

き‐さい【忌祭】 故人の年忌の祭り。

き‐さい【奇才】🔗🔉

き‐さい【奇才】 世にまれな、すぐれた才能。また、その才能の持ち主。「文壇の―」

大辞泉 ページ 3630