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きつねただのぶ【狐忠信】🔗🔉

きつねただのぶ【狐忠信】 浄瑠璃「義経千本桜」の登場人物。子狐の化身で、鼓の皮になった親を慕い佐藤忠信の姿になって現れ、その鼓を持つ静御前を守る。また、その狐が活躍する四段目切(きり)の通称。

きつね‐づか【×狐塚】🔗🔉

きつね‐づか【×狐塚】 狐のすむ穴。◆狂言名別項

きつねづか【狐塚】🔗🔉

きつねづか【狐塚】 狂言。田へ鳥追いにやらされた太郎冠者が、夜になって臆病になり、見舞いに来た主人と次郎冠者を狐と思い込んで縛る。

きつね‐つかい【×狐使い・×狐遣い】‐つかひ🔗🔉

きつね‐つかい【×狐使い・×狐遣い】‐つかひ 狐を使って行うという妖術。また、それを行う人。

きつね‐つき【×狐付き・××憑き】🔗🔉

きつね‐つき【×狐付き・××憑き】 狐の霊がとりついたといわれる、精神の異常な状態。また、その人。

きつね‐つり【×狐釣り】🔗🔉

きつね‐つり【×狐釣り】 キツネをわなで捕らえること。また、その人。「―の名人夫婦有ること隠れなく」〈浄・国性爺後日〉

きつね‐ど【×狐戸】🔗🔉

きつね‐ど【×狐戸】 狐窓に入れた狐格子の建具。

きつね‐の‐えふで【×狐の絵筆】‐ヱふで🔗🔉

きつね‐の‐えふで【×狐の絵筆】‐ヱふで スッポンタケ科のキノコ。秋、竹林に生える。初めは白い卵形で、のち伸びて角状となり、先は赤く中空。上端に胞子を含む黒い粘液があり、悪臭を放つ。きつねのえかきふで。

きつね‐の‐かみそり【×狐の剃刀】🔗🔉

きつね‐の‐かみそり【×狐の剃刀】 ヒガンバナ科の多年草。山野に生え、高さ約四〇センチ。地下茎はラッキョウ形。春、線形の葉を出す。夏、葉の枯れたのちに花茎を伸ばし、黄赤色の六弁花を数個開く。有毒。

きつね‐の‐ちゃぶくろ【×狐の茶袋】🔗🔉

きつね‐の‐ちゃぶくろ【×狐の茶袋】 ホコリタケの別名。また、ツチグリの別名。コミカンソウの別名。植物ゴンズイの別名。ムラサキケマンの別名。

きつね‐の‐てぶくろ【×狐の手袋】🔗🔉

きつね‐の‐てぶくろ【×狐の手袋】 ジギタリスの別名。

きつね‐の‐ぼたん【×狐の×牡丹】🔗🔉

きつね‐の‐ぼたん【×狐の×牡丹】 キンポウゲ科の多年草。山野の湿地や田のあぜに生え、高さ二〇〜六〇センチ。茎は中空。葉は三枚の小葉からなる複葉。春から秋に、黄色のつやのある五弁花を開き、金平糖(こんぺいとう)状の実ができる。有毒。《季 春》

大辞泉 ページ 3731