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きつね‐の‐よめいり【×狐の嫁入り】🔗🔉

きつね‐の‐よめいり【×狐の嫁入り】 日が照っているのに、急に雨がぱらつくこと。日照り雨。夜、山野で狐火が連なって、嫁入り行列の提灯(ちようちん)のように見えるもの。

きつね‐び【×狐火】🔗🔉

きつね‐び【×狐火】 《狐の口から吐き出された火という俗説から》闇夜に山野などで光って見える燐火(りんか)。鬼火。また、光の異常屈折によるという。狐の提灯(ちようちん)。《季 冬》「―や髑髏(どくろ)に雨のたまる夜に/蕪村」歌舞伎などで、人魂(ひとだま)や狐火に見せるために使う特殊な火。焼酎火(しようちゆうび)浄瑠璃「本朝廿四孝(ほんちようにじゆうしこう)」の四段目「謙信館奥庭狐火の段」の通称。

きつね‐びより【×狐日和】🔗🔉

きつね‐びより【×狐日和】 照っているかと思えば雨が降ったりするような天気。

きつね‐ふく【×狐福】🔗🔉

きつね‐ふく【×狐福】 《「きつねぶく」とも》思いがけないしあわせ。僥倖(ぎようこう)。「大黒殿の袋を拾ふか、―ならん」〈浮・二十不孝・三〉

きつね‐まど【×狐窓】🔗🔉

きつね‐まど【×狐窓】 屋根や破風(はふ)下などに設けた、狐格子(きつねごうし)を入れた通風・排気・採光用の窓。開閉式と固定式がある。狭窓(さまど)

きつね‐めし【×狐飯】🔗🔉

きつね‐めし【×狐飯】 味付けした油揚げを刻んでまぜ合わせた飯。

きつねものがたり【狐物語】🔗🔉

きつねものがたり【狐物語】 《原題、(フランス)Roman de Renart》一二世紀後半から一三世紀半ばにかけて書き継がれた、フランスの韻文物語。ルナールという狐を主人公にした動物説話集。

きつね‐わな【××罠】🔗🔉

きつね‐わな【××罠】 狐を捕らえるためのわな。《季 冬》

きっ‐ぱ【切っ刃】🔗🔉

きっ‐ぱ【切っ刃】 《「きりは(切り刃)」の音変化》刀の刃の部分。刃を下に向けて腰にさした短刀・かたな。〈日葡〉

切っ刃を回・す🔗🔉

切っ刃を回・す 《腰の刀を鞘(さや)ごと回して引き抜く態勢をとることから》刀を抜こうとする。「御返答によって浪人の切れ味お目にかけると、―・し」〈浄・浪花鑑〉刀を振り回す。「―・せば取っつかまへて、かはりがはりに若衆にするぞ」〈伎・吾嬬鑑〉相手に反論する。「智恵もないくせに―・し小見苦しい」〈伎・毛抜〉

大辞泉 ページ 3732