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きゃっ‐かん【客観】キヤククワン🔗🔉

きゃっ‐かん【客観】キヤククワン [名]スル観察・認識などの精神活動の対象となるもの。かっかん。主観。主観から独立して存在する外界の事物。客体。かっかん。主観。当事者ではなく、第三者の立場から観察し、考えること。また、その考え。かっかん。「つくづく自分自身を―しなければならなくなる」〈梶井・瀬山の話〉

ぎゃっ‐かん【逆換】ギヤククワン🔗🔉

ぎゃっ‐かん【逆換】ギヤククワン 戻換(れいかん)

きゃっかん‐しゅぎ【客観主義】キヤククワン‐🔗🔉

きゃっかん‐しゅぎ【客観主義】キヤククワン‐ 哲学で、主観から独立して、客観的に妥当する真理・価値・規範の存在を主張する立場。主観主義。個人的・独断的見解をしりぞけ、客観的基準に従って行動する態度。主観主義。刑法理論で、刑事責任の根拠を主として外部的行為または結果に求める立場。主観主義。

きゃっかん‐せい【客観性】キヤククワン‐🔗🔉

きゃっかん‐せい【客観性】キヤククワン‐ 客観的であること。だれもがそうだと納得できる、そのものの性質。「―に欠ける論評」主観性。

きゃっかん‐てき【客観的】キヤククワン‐🔗🔉

きゃっかん‐てき【客観的】キヤククワン‐ [形動]主観または主体を離れて独立に存在するさま。主観的。特定の立場にとらわれず、物事を見たり考えたりするさま。「―な意見」「―に描写する」主観的。

きゃっかんてき‐かんねんろん【客観的観念論】キヤククワンテキクワンネンロン🔗🔉

きゃっかんてき‐かんねんろん【客観的観念論】キヤククワンテキクワンネンロン 哲学で、精神的・観念的なものを主観的意識から独立した客観的原理として立て、世界をそのあらわれとする立場。プラトン・ヘーゲルらに代表される。→主観的観念論

きゃっかんてき‐せいしん【客観的精神】キヤククワンテキ‐🔗🔉

きゃっかんてき‐せいしん【客観的精神】キヤククワンテキ‐ ヘーゲルの精神哲学における概念。精神の発展段階で、主観的精神から絶対的精神へと展開する中間の段階に位置するもの。具体的には法・道徳・人倫という諸形態で顕現する。

きゃっかんてき‐だとうせい【客観的妥当性】キヤククワンテキダタウセイ🔗🔉

きゃっかんてき‐だとうせい【客観的妥当性】キヤククワンテキダタウセイ 概念や判断が客観的な事実や事象に正しく合致していて普遍性をもつこと。

きゃっかん‐テスト【客観テスト】キヤククワン‐🔗🔉

きゃっかん‐テスト【客観テスト】キヤククワン‐ 採点者の主観に左右されず、機械的に採点できる形式のテスト。結合法・穴埋め法・多肢選択法など。

大辞泉 ページ 3821