複数辞典一括検索+

く【句】🔗🔉

く【句】 [名]文中の言葉のひと区切り。詩歌の構成上の単位。和歌・俳句などで、韻律上、五音または七音からなるひと区切り。また、その組み合わせでひとまとまりとなったもの。「上(かみ)の―」漢詩で、四字・五字・七字などからなるひと区切り。連歌・連句の発句(ほつく)。また、俳句。「―を詠む」慣用句やことわざ。言語単位の一。単語が連続して一つのまとまった意味を表し、文を形成するもの。また、それが文の一部分をなすもの。フレーズ。二つ以上の単語が連なって、あるまとまった意味を表し、一つの単語と似たような働きをなすもの。「副詞―」文の構成要素の一つで、一つの自立語、または、それに付属語のついたもの。文節。〔接尾〕助数詞。連歌の各句や俳句などを数えるのに用いる。「一―浮かんだ」

く【苦】🔗🔉

く【苦】 心身につらく感じること。くるしみ。苦労。「―あれば楽あり」「生活―」仏教における基本理念の一。煩悩(ぼんのう)や悪い行為などの報いとして受ける心身の苦しみ。→八苦(はつく)

苦にする🔗🔉

苦にする 非常に気に掛けて思い悩む。苦に病(や)む。「借金を―する」

苦にな・る🔗🔉

苦にな・る つらい負担となる。気にかかって心の重荷になる。「貧しさも―・らない」

苦に病・む🔗🔉

苦に病・む たいそう気にして思い悩む。苦にする。「息子の素行を―・む」

苦は楽(らく)の種(たね)🔗🔉

苦は楽(らく)の種(たね) 現在の苦労は、将来の幸福のもとになるということ。

苦もなく🔗🔉

苦もなく 大して苦労せずに。簡単に。わけもなく。「難問題を―解いてみせた」

く【×垢】🔗🔉

く【×垢】 仏語。煩悩(ぼんのう)。心をけがす不浄なもの。

く【×矩】🔗🔉

く【×矩】 地球から見て、外惑星が太陽から九〇度の位置にあること。また、その時刻。太陽の東にあれば上矩または東方矩、西にあれば下矩または西方矩という。

大辞泉 ページ 4192