複数辞典一括検索+

油を売・る🔗🔉

油を売・る 《近世、髪油の行商人が、客を相手に世間話をしながら売ることが多かったところから》むだ話などをして仕事を怠ける。

油を絞(しぼ)・る🔗🔉

油を絞(しぼ)・る 過ちや失敗を厳しく責める。「さんざん―・られた」ひどい苦労をする。「親が身の―・って獲(え)た金を」〈二葉亭・平凡〉

油を注(そそ)・ぐ🔗🔉

油を注(そそ)・ぐ 《火に油を注げば火勢が強くなるところから》感情や行動などをさらに勢いづかせる。

油を流したよう🔗🔉

油を流したよう 海・湖などの水面が、波が立たず穏やかなさま。

あぶら‐あげ【油揚(げ)】🔗🔉

あぶら‐あげ【油揚(げ)】 薄く切った豆腐を植物油で揚げた食品。薄あげ。あぶらげ。あげ。野菜や魚肉を油で揚げたもの。揚げ物。

あぶら‐あし【脂足】🔗🔉

あぶら‐あし【脂足】 脂性(あぶらしよう)の足。

あぶら‐あせ【脂汗】🔗🔉

あぶら‐あせ【脂汗】 じっとりとにじみ出る汗。特に、緊張しているとき、苦しいときなどに出る汗。「―を流す」

あぶら‐いし【油石】🔗🔉

あぶら‐いし【油石】 黒茶色または黄色をした油のような光沢のある石。米の中にまじっている油色の小石。石炭。

あぶら‐いため【油×炒め】🔗🔉

あぶら‐いため【油×炒め】 材料を油でいためる調理法。また、その料理。あぶらいり。

あぶら‐いど【油井戸】‐ゐど🔗🔉

あぶら‐いど【油井戸】‐ゐど 石油をくみ上げるために掘った井戸。油井(ゆせい)

あぶら‐いり【油×炒り】🔗🔉

あぶら‐いり【油×炒り】 あぶらいため。

あぶら‐いろ【油色】🔗🔉

あぶら‐いろ【油色】 黄に赤みを帯びた、透きとおるような色。菜種油の色。

あぶら‐うり【油売り】🔗🔉

あぶら‐うり【油売り】 近世、灯火用の油を売り歩いた商人。怠け者。

あぶら‐え【油絵】‐ヱ🔗🔉

あぶら‐え【油絵】‐ヱ 油絵の具で描いた絵。油彩(ゆさい)

あぶら‐えのぐ【油絵の具】‐ヱのグ🔗🔉

あぶら‐えのぐ【油絵の具】‐ヱのグ 油絵を描くときに使う絵の具。主として鉱物性の顔料を、亜麻仁油(あまにゆ)・ケシ油などで練った絵の具。

あぶら‐かす【油×粕・油×糟】🔗🔉

あぶら‐かす【油×粕・油×糟】 大豆やアブラナ・アマなどの種子から油をしぼりとった残りのかす。肥料や家畜の飼料用。◆書名別項。

あぶらかす【油糟】🔗🔉

あぶらかす【油糟】 江戸前期の俳諧論書「新増犬筑波集」の上巻。松永貞徳著。寛永二〇年(一六四三)刊。山崎宗鑑の「犬筑波集」の前句に付句をし、自派の付合(つけあい)の方法や作風を示したもの。→淀川(よどがわ)

大辞泉 ページ 423