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あぶら‐がみ【油紙】🔗🔉

あぶら‐がみ【油紙】 桐油(とうゆ)または荏(え)の油を厚手の和紙に塗ったもの。防水用。桐油紙(とうゆがみ)。油紙(ゆし)

あぶら‐がや【油×茅・油×萱】🔗🔉

あぶら‐がや【油×茅・油×萱】 カヤツリグサ科の多年草。山地などの湿地に生え、高さ約一メートル。長い線形の葉が互生する。秋、茶褐色で油のにおいのする穂をつける。なきり。かにがや。

あぶら‐ぎ【油木】🔗🔉

あぶら‐ぎ【油木】 アブラギリの別名。シロダモの別名。シラキの別名。

あぶら‐ぎく【油菊】🔗🔉

あぶら‐ぎく【油菊】 キク科の多年草。関西以西の山地に自生。茎は紫黒色を帯び、葉は五つに裂けている。秋、黄色い頭状花が咲き、花を油に漬けて薬用にする。はまかんぎく。しまかんぎく。いわやぎく。

あぶら‐ぎり【油×桐】🔗🔉

あぶら‐ぎり【油×桐】 トウダイグサ科の落葉高木。葉は卵円形で、柄の付け根に二個の蜜腺(みつせん)がある。初夏に紅がかった白い花を群生。種子は平たく、有毒。種子からしぼった油を桐油(とうゆ)という。材は箱や下駄の材料。中国の原産で、暖地で栽培される。やまぎり。いぬぎり。あぶらぎ。

あぶら‐ぎ・る【脂ぎる】🔗🔉

あぶら‐ぎ・る【脂ぎる】 [動ラ五(四)]表面に脂が浮かび出て、ぎらぎらする。「―・ったスープ」精力的でしつこい感じがする。「―・った中年男」

あぶら‐ぐすり【脂薬・×膏薬】🔗🔉

あぶら‐ぐすり【脂薬・×膏薬】 種々の薬物を脂で練りあわせた薬。塗り薬・貼り薬として用いる。こうやく。

あぶら‐ぐち【油口】🔗🔉

あぶら‐ぐち【油口】 滑りのよいよくしゃべる口。巧みな口先。「弁舌に和(くわ)を入れてとろりとだます―」〈浄・聖徳太子〉

あぶら‐け【油気・脂気】🔗🔉

あぶら‐け【油気・脂気】 《「あぶらっけ」とも》物の中に含まれている油分。脂肪分を多く含むこと。「―の多い肉」

あぶらげ【油揚】🔗🔉

あぶらげ【油揚】 「あぶらあげ」の音変化。

あぶら‐こ【油子】🔗🔉

あぶら‐こ【油子】 (北海道で)アイナメのこと。(高知地方で)メダカのこと。

あぶら‐こうもり【油蝙蝠】‐かうもり🔗🔉

あぶら‐こうもり【油蝙蝠】‐かうもり ヒナコウモリ科のコウモリ。日本で最も普通にみられ、体長四〜五センチ、翼を広げた長さは約二〇センチ。人家の瓦の間などにすみ、夕方に飛び回って蚊などを捕食。いえこうもり。

大辞泉 ページ 424