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くすのき‐まさすえ【楠木正季】‐まさすゑ🔗🔉

くすのき‐まさすえ【楠木正季】‐まさすゑ?〜一三三六]南北朝時代の武将。河内の人。正成の弟。名は七郎。正成とともに後醍醐天皇に仕え、湊川で足利尊氏の軍に敗れて自害。

くすのき‐まさつら【楠木正行】🔗🔉

くすのき‐まさつら【楠木正行】一三二六〜一三四八]南北朝時代の武将。正成の長男。父の死後、河内守・摂津守となり、南朝軍として活躍。河内四条畷(しじようなわて)で高師直(こうのもろなお)・師泰の軍に敗れて自害。小楠公。

くすのき‐まさとき【楠木正時】🔗🔉

くすのき‐まさとき【楠木正時】?〜一三四八]南北朝時代の武将。正成の次男。元弘の変以来各地で転戦。兄正行(まさつら)とともに四条畷で高師直・師泰の軍と戦い、敗れて自害。

くすのき‐まさのり【楠木正儀】🔗🔉

くすのき‐まさのり【楠木正儀】 南北朝時代の武将。正成の三男。兄正行戦死以後、楠木氏の棟梁(とうりよう)として活躍。のち、南北両朝の和議を図り、あるいは北朝方につき、また南朝方に帰るなど去就が複雑であった。晩年は不明。生没年未詳。

くすのき‐りゅう【×楠木流】‐リウ🔗🔉

くすのき‐りゅう【×楠木流】‐リウ 近世、楠木正成を流祖と称した兵法の流派。正成流。

くすのきりゅうはなみのまくばり【樟紀流花見幕張】くすのきリウはなみのマクばり🔗🔉

くすのきりゅうはなみのまくばり【樟紀流花見幕張】くすのきリウはなみのマクばり 歌舞伎狂言。時代物。七幕。河竹黙阿弥作。明治三年(一八七〇)東京守田座初演。由井正雪・丸橋忠弥らが起こした慶安の変を題材にしたもの。別名題「慶安太平記」。通称「丸橋忠弥」。

くず‐の‐そう【×栖の奏】🔗🔉

くず‐の‐そう【×栖の奏】 古代、宮中で元旦をはじめ数々の節会(せちえ)に、国栖が参内し、土地の御贄(みにえ)を献じ、歌舞や笛を奏したこと。平安時代以降、国栖人の参仕が絶え、雅楽寮の楽人により代奏された。

くずのは【葛の葉】🔗🔉

くずのは【葛の葉】 信太妻(しのだづま)伝説中の白狐(しろぎつね)。女に姿を変えて安倍保名(あべのやすな)の妻となり、安倍童子、のちの晴明を産むが、正体が現れて信太の森に姿を隠す。浄瑠璃「蘆屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)」の通称。

大辞泉 ページ 4300