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あま‐おとめ【天少女】‐をとめ🔗🔉

あま‐おとめ【天少女】‐をとめ 天人。天女。あまつおとめ。「われも数ある―、月の桂(かつら)の身を分けて」〈謡・羽衣〉

あま‐おとめ【海少女・×蜑乙女】‐をとめ🔗🔉

あま‐おとめ【海少女・×蜑乙女】‐をとめ 年若い海女(あま)。「藻塩焼きつつ―ありとは聞けど」〈万・九三五〉

あま‐おぶね【海人小舟・×蜑小舟】‐をぶね🔗🔉

あま‐おぶね【海人小舟・×蜑小舟】‐をぶね [名]海人の乗る小舟。「白波の八重折るがうへに―はららに浮きて」〈万・四三六〇〉アマオブネガイの別名。〔枕〕船が停泊することを「泊(は)つ」というところから、「はつ」にかかる。「―泊瀬(はつせ)の山に降る雪の」〈万・二三四七〉

あまおぶね‐がい【×蜑小舟貝】‐がひ🔗🔉

あまおぶね‐がい【×蜑小舟貝】‐がひ アマオブネガイ科の巻き貝。潮間帯にみられ、貝殻は半球形で、殻径三センチくらい。殻表は黒く、白斑がある。殻口は半月形で石灰質のふたで閉じる。

あま‐がい【×蜑貝】‐がひ🔗🔉

あま‐がい【×蜑貝】‐がひ アマオブネガイ科の巻き貝。潮間帯の岩礁にすむ。貝殻は球形で、殻径約一センチ。表面は黒く、三角形の白斑が散在する。ふたは石灰質。殻は貝細工に用いる。

あま‐がいとう【雨外×套】‐グワイタウ🔗🔉

あま‐がいとう【雨外×套】‐グワイタウ 雨天用の防水外套。レーンコート。

あま‐がえる【雨×蛙】‐がへる🔗🔉

あま‐がえる【雨×蛙】‐がへる アマガエル科の両生類。体長三〜四センチ。体色は黄緑・灰褐色など周囲に応じて変化する。指には吸盤が発達。草原・林にすみ、湿度に敏感で雄は夕立前によく鳴く。あまごいむし。あまごいびき。あまびき。日本あまがえる。《季 夏》「火を打てば軒に鳴合ふ―/丈草」無尾目アマガエル科の両生類の総称。ハロウエルアマガエルなど。

あま‐がき【甘×柿】🔗🔉

あま‐がき【甘×柿】 木になっているままで甘くなる柿。御所柿・富有柿など。《季 秋》

あま‐がけ・る【天×翔る】🔗🔉

あま‐がけ・る【天×翔る】 [動ラ四]《古くは「あまかける」》神や人などの霊魂が空を飛び走る。「ひさかたの天のみ空ゆ―・り見渡したまひ」〈万・八九四〉

あま‐がさ【雨×笠】🔗🔉

あま‐がさ【雨×笠】 雨降りの際に頭にかぶる笠。

あま‐がさ【雨傘】🔗🔉

あま‐がさ【雨傘】 雨降りの際にさす傘。

あまがさき【尼崎】🔗🔉

あまがさき【尼崎】 兵庫県南東部の市。古くからの港で、源義経が船出した大物浦(だいもつのうら)跡がある。もと松平氏の城下町。海岸は工業地。人口四八・七万。

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