複数辞典一括検索+

くらげ【水母・海月】🔗🔉

くらげ【水母・海月】 腔腸(こうちよう)動物の基本形のうち、浮遊生活を送るもの。ハチクラゲ類・ヒドロ虫類など。体は寒天質からなり、傘の形をしていて、これを伸縮させて泳ぐこともある。傘の中に消化循環系・生殖腺(せいしよくせん)があり、骨はない。傘の周縁に多数並ぶ触手には刺胞(しほう)があり、強い毒をもつものもある。《季 夏》「横ざまに―流るる潮かな/虚子」

くらげ‐だこ【水×蛸】🔗🔉

くらげ‐だこ【水×蛸】 クラゲダコ科の頭足類。ふつう全長約一〇センチの釣鐘形のタコで、寒天質状。眼球は筒状に伸び、赤緑色。浮遊性。クラゲのように腕を開閉して泳ぐ。太平洋・インド洋の深海にすみ、日本では相模湾や浦賀水道でみられる。

くらげ‐の‐ほね【水母の骨】🔗🔉

くらげ‐の‐ほね【水母の骨】 《クラゲには骨がないところから》ありえない物事のたとえ。また、非常に珍しい物事のたとえ。

くら‐ごと【暗事】🔗🔉

くら‐ごと【暗事】 人に知られないようにしてこっそりと行う事柄。密(みそ)か事。「惣(そう)じてかやうの―、かれこれ四十八ありける」〈浮・一代男・四〉

くら‐ざらえ【蔵×浚え】‐ざらへ🔗🔉

くら‐ざらえ【蔵×浚え】‐ざらへ [名]スル 手持ちの商品を整理するため安値で売ること。蔵払(くらばら)い。「閉店のため―する」

くらし【暮(ら)し】🔗🔉

くらし【暮(ら)し】 暮らすこと。一日一日を過ごしていくこと。「都会での―に慣れる」日々の生活。生計。「豊かな―」「―の足しにする」

暮らしが立・つ🔗🔉

暮らしが立・つ 生活していける。「共稼ぎしてやっと―・つ」

グラジオラス【gladiolus】🔗🔉

グラジオラス【gladiolus】 アヤメ科の多年草。高さ約一メートル。葉は剣状で二列につく。夏、赤・白・黄などの色の花が総状に咲く。南アフリカ原産の園芸雑種で、切り花用に栽培。オランダあやめ。唐菖蒲(とうしようぶ)。《季 夏》

大辞泉 ページ 4449