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けちを付・ける🔗🔉

けちを付・ける 縁起が悪いと感じるようなことを、言ったりしたりする。「せっかくの門出に―・ける」欠点を見つけて悪く言う。難癖をつける。「あれこれ―・けて縁談を断る」

けち【結】🔗🔉

けち【結】 賭弓(のりゆみ)で勝負を決めること。また、その試合。「右の大殿の弓の―に、上達部、親王達多く集へ給ひて」〈源・花宴〉囲碁の終盤戦で、まだ決まらない目を詰めること。また、その目。駄目。闕(けち)。「碁打ちはてて、―さすわたり、心疾(こころと)げに見えて」〈源・空蝉〉→結(けつ)

けち【×闕】🔗🔉

けち【×闕】闕官(けつかん)」に同じ。「―の侍らざらむには、いかでかは」〈宇津保・蔵開中〉

げ‐ち【下知】🔗🔉

げ‐ち【下知】 [名]スルげじ(下知)

けち‐えん【血縁】🔗🔉

けち‐えん【血縁】けつえん(血縁)」に同じ。「なまめかしきうちしも、―に思はむぞ、あやしき心なるや」〈堤・虫めづる姫君〉

けち‐えん【結縁】🔗🔉

けち‐えん【結縁】 仏語。仏・菩薩(ぼさつ)が世の人を救うために手をさしのべて縁を結ぶこと。けつえん。世の人が仏法と縁を結ぶこと。仏法に触れることによって未来の成仏・得道の可能性を得ること。けつえん。関係ができること。特に親類になること。けつえん。「御両家の―の為にこそ御加勢もいたしつれ」〈蘆花・不如帰〉

けち‐えん【×焉】🔗🔉

けち‐えん【×焉】 [形動ナリ]著しいさま。目立つさま。けつえん。「人の様体、色合ひなどさへ―に顕れたるを見渡すに」〈紫式部日記〉

けちえん‐かんじょう【結縁×灌頂】‐クワンヂヤウ🔗🔉

けちえん‐かんじょう【結縁×灌頂】‐クワンヂヤウ 仏縁を結ばせるために、灌頂壇で諸尊の上に花を投げさせ、当たった仏をその人の有縁の仏として、その仏の印と真言を授けること。

けちえん‐ぎょう【結縁経】‐ギヤウ🔗🔉

けちえん‐ぎょう【結縁経】‐ギヤウ 仏縁を結ぶために経文、多くは法華経を書写して供養すること。

けちえん‐はっこう【結縁八講】🔗🔉

けちえん‐はっこう【結縁八講】 仏縁を結ぶために世俗の人が僧を招いて行う法華八講(ほつけはつこう)

大辞泉 ページ 4750