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げん‐ざん【見参】🔗🔉

げん‐ざん【見参】 [名]スル《「けんざん」とも》参上して目上の人に対面すること。げざん。げんぞう。「婿が岳父(しゆうと)に―するという風に」〈鴎外・雁〉目上の人が目下の者に会ってやること。げざん。げんぞう。「我御前(わごぜ)があまりにいふことなれば、―して帰さん」〈平家・一〉節会(せちえ)や宴会などに出席すること。また、出席者が記名して、その主人の前に差し出すこと。げざん。げんぞう。「陣に付きて宣命、―を見給ひける間」〈著聞集・三〉

見参に入(い)・る🔗🔉

見参に入(い)・る (「入る」が四段活用の場合)貴人に対面する。お目にかかる。「法皇の―・らばや」〈平家・四〉(「入る」が下二段活用の場合)貴人に対面させる。お目にかける。「頸をば判官の―・れんとて取りてゆく」〈平家・一一〉

げん‐ざん【減算】🔗🔉

げん‐ざん【減算】 [名]スル引き算。減法。加算。

げんさん‐ち【原産地】🔗🔉

げんさん‐ち【原産地】 最初に産出した土地。特に、動植物のもともとの産地。原料や製品の生産地または製造地。

げんさんち‐しょうめいしょ【原産地証明書】🔗🔉

げんさんち‐しょうめいしょ【原産地証明書】 輸入貨物の原産地を証明する文書。主に輸出国の商業会議所などが発行するもので、業者は税関に提出して一般の固定税率よりも低い協定税率の適用を受けられる。

げんざん‐の‐いた【見参の板】🔗🔉

げんざん‐の‐いた【見参の板】 清涼殿の孫庇(まごびさし)の南端にあった床板。一枚だけ釘づけにしないでおいたので、そこを踏めば音がし、見参した者の出入りがわかった。鳴板(なるいた)。げざんのいた。

げんざんみ‐よりまさ【源三位頼政】ゲンザンヰ‐🔗🔉

げんざんみ‐よりまさ【源三位頼政】ゲンザンヰ‐ 源頼政(みなもとのよりまさ)の異称。

けんざん‐や【献残屋】🔗🔉

けんざん‐や【献残屋】 江戸時代、献残の払い下げを受け、それを商品にして行う商売。また、その商売を行う者。

けんざん‐やき【乾山焼】🔗🔉

けんざん‐やき【乾山焼】 元禄(一六八八〜一七〇四)のころ、尾形乾山が京都の鳴滝(なるたき)で焼きはじめた楽焼き風の陶器。琳派(りんぱ)の画風を意匠化した、雅味のある絵付けが特色。

けん‐し【犬歯】🔗🔉

けん‐し【犬歯】 切歯(門歯)と臼歯(きゆうし)の間の歯。上下一対、左右に計四本ある。糸切り歯。肉食獣では発達して牙(きば)となる。

大辞泉 ページ 4865