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こくい‐の‐さいしょう【黒衣の宰相】‐サイシヤウ🔗🔉

こくい‐の‐さいしょう【黒衣の宰相】‐サイシヤウ 僧職にありながら政治に参与し、大きな勢力を持つ者。こくえのさいしょう。

こく‐いん【刻印】🔗🔉

こく‐いん【刻印】 [名]スル印を彫ること。また、その印。刻みつけること。「幼児期に―された心象」極印(ごくいん)」に同じ。

こく‐いん【国印】🔗🔉

こく‐いん【国印】 令制の規定により、国司が公文書に用いた印。二寸(約六センチ)四方の大きさとした。

こく‐いん【黒印】🔗🔉

こく‐いん【黒印】 墨、あるいは黒色の印肉を用いて押した印影。また、それを押した文書。室町・江戸時代にかけて、武家の公文書に用いられた。おすみつき。

ごく‐いん【極印】🔗🔉

ごく‐いん【極印】 江戸時代、金・銀貨や器物などの品質の保証、偽造の防止などのために打つ印。動かしがたい証拠・証明。刻印。

極印を押・す🔗🔉

極印を押・す そうだときめつける。烙印(らくいん)を押す。極印を打つ。「ひきょう者の―・される」

こくいん‐じょう【黒印状】‐ジヤウ🔗🔉

こくいん‐じょう【黒印状】‐ジヤウ 黒印を押してある文書。朱印より略式とされた。江戸時代には朱印は将軍に限られ、諸大名は黒印を用いた。

こくいん‐ち【黒印地】🔗🔉

こくいん‐ち【黒印地】 江戸時代、大名が寺社などに黒印状を発行して、その領地であることを認めた土地。

ごくいん‐づき【極印付き】🔗🔉

ごくいん‐づき【極印付き】 極印が押してあること。また、そのもの。転じて、きわめて確かであるもの。保証付き。きわめつき。「―の悪人」

ごくいん‐もと【極印元】🔗🔉

ごくいん‐もと【極印元】 江戸時代、江戸十組問屋仲間が江戸・大坂間の廻船の航海安全のために設置した役職。船足に極印を打ち、船道具の検査などを行った。

こ‐くう【虚空】🔗🔉

こ‐くう【虚空】 [名]何もない空間。大空。「―に消える」「―にのぼる」仏語。何も妨げるものがなく、すべてのものの存在する場所としての空間。[名・形動ナリ]事実にもとづかないこと。また、そのさま。架空。「―仮設の人物」〈逍遥・小説神髄〉とりとめがないこと。また、そのさま。漠然。「―なることを申す者かな」〈幸若・夜討曾我〉思慮分別がないさま。むやみ。やたら。「―におやぢが煮え返る」〈浮・禁短気・三〉

大辞泉 ページ 5328