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ありあけ‐かい【有明海】🔗🔉

ありあけ‐かい【有明海】 九州西部、長崎・佐賀・福岡・熊本四県に囲まれた海域。不知火(しらぬい)の名所。干満の差が激しく、広大な干潟(ひがた)にはムツゴロウやワラスボなどが生息。筑紫潟。

ありあけ‐ざくら【有明桜】🔗🔉

ありあけ‐ざくら【有明桜】 サトザクラの一品種。《季 春》「断礎一片―ちりかかる/漱石」

ありあけ‐づき【有明月】🔗🔉

ありあけ‐づき【有明月】有明の月」に同じ。

ありあけ‐づくよ【有明月夜】🔗🔉

ありあけ‐づくよ【有明月夜】有明の月」に同じ。「みなづきの―つくづくと思へば惜しきこの世なりけり」〈桂園一枝〉

ありあけ‐の‐つき【有明の月】🔗🔉

ありあけ‐の‐つき【有明の月】 陰暦一六日以後、夜が明けかけても、空に残っている月。ありあけづき。ありあけづくよ。ありあけ。《季 秋》「―になりけり母の影/其角」

ありあけ‐わん【有明湾】🔗🔉

ありあけ‐わん【有明湾】 志布志(しぶし)湾の別名。

アリアドネ【Ariadn🔗🔉

アリアドネ【Ariadn ギリシア神話で、クレタ島の王ミノスの娘。怪物退治に迷宮へ入るテセウスに、脱出用の糸を与えたことから、難問を解決する鍵を「アリアドネの糸」という。

あり‐あな【×蟻穴】🔗🔉

あり‐あな【×蟻穴】 木材の継ぎ手で、蟻(ありほぞ)を収める穴。

あり‐あま・る【有り余る】🔗🔉

あり‐あま・る【有り余る】 [動ラ五(四)]必要以上にたくさんある。余るほどある。「力が―・っている」「―・る財産」

あり‐あり【有り有り・在り在り】🔗🔉

あり‐あり【有り有り・在り在り】 [副]はっきりと外に現れるさま。明らかに。「顔に不満の色が―(と)見えた」まるで現実であるかのようにはっきりと見えるさま。鮮やかに。「なき友の姿が―(と)目に浮かぶ」

ありあり・し【有り有りし・在り在りし】🔗🔉

ありあり・し【有り有りし・在り在りし】 [形シク]事実そのままらしい。ありのままである。「心深く大人のやうにおはすれば、―・しうは世にのたまはじ」〈宇津保・楼上下〉当然あるべきさまである。望ましいさまだ。「―・シイ体(てい)デゴザル」〈日葡〉いかにも本当らしい。「―・しく言へば、若気ゆゑまことと思ひ」〈信長公記・一二〉

ありあり‐て【有り有りて・在り在りて】🔗🔉

ありあり‐て【有り有りて・在り在りて】 [副]ずっとこのようにしていて。「―後(のち)も逢はむと思へども人の言こそ繁き君にあれ」〈万・三一一三〉結局。とどのつまり。「―、をこがましき名をとるべきかな」〈源・夕顔〉

大辞泉 ページ 539