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ありおう‐ざん【有王山】ありワウ‐🔗🔉

ありおう‐ざん【有王山】ありワウ‐ 京都府南部、綴喜(つづき)郡井手町の東部にある山。後醍醐(ごだいご)天皇が笠置(かさぎ)山から落ち延びた所。

アリオスト【Ludovico Ariosto】🔗🔉

アリオスト【Ludovico Ariosto】一四七四〜一五三三]イタリアのルネサンス期の詩人。豊かな想像力と、スタイルの美しさで知られる。騎士物語詩「狂乱のオルランド」など。

あり‐おとし【×蟻落(と)し】🔗🔉

あり‐おとし【×蟻落(と)し】蟻掛け」に同じ。

あり‐か【在り処・在り所】🔗🔉

あり‐か【在り処・在り所】 物のある場所。人のいる場所。所在。居所。「財宝の―」「敵の―」

あり‐か【在り香】🔗🔉

あり‐か【在り香】 よいにおい。香り。「五月闇(さつきやみ)花たちばなの―をば風のつてにぞ空に知りける」〈俊忠集〉嫌なにおい。臭気。「夜の宿り―ことにして」〈東関紀行〉体臭。わきが。「おのづから―などある人」〈伽・乳母の草子〉

ありが【有賀】🔗🔉

ありが【有賀】 姓氏の一。

あり‐がお【有り顔】‐がほ🔗🔉

あり‐がお【有り顔】‐がほ いかにも何かがありそうな顔つきやようす。もっともらしい態度。「うつくしうおはすと、―に聞こえなして」〈栄花・衣の珠〉

あり‐かけ【×蟻掛(け)】🔗🔉

あり‐かけ【×蟻掛(け)】 一方の木材の先端に蟻(ありほぞ)を作り、他方の木材に作った蟻穴にはめ込む仕口。蟻落とし。

あり‐かず【有り数】🔗🔉

あり‐かず【有り数】 人がこの世に生きる年の数。「わたつうみの浜のまさごを数へつつ君が千歳(ちとせ)の―にせむ」〈古今・賀〉

あり‐かた【在り方・有り形】🔗🔉

あり‐かた【在り方・有り形】 ある物事の、当然そうでなければならないような形や状態。物事の、正しい存在のしかた。「会議の―」「福祉の―」現にある、存在のしかた。ありさま。ありがたち。「その消息(あるかたち)及び地形(くにかた)の―を伺(み)る」〈景行紀〉

あり‐がた【有(り)難】🔗🔉

あり‐がた【有(り)難】 《形容詞「ありがたし」の語幹》めったにないこと。また、かたじけないこと。「をかしうも―の世やとも思ひ居給へり」〈源・蜻蛉〉

あり‐がた・い【有(り)難い】🔗🔉

あり‐がた・い【有(り)難い】 [形]ありがた・し[ク]《あることがむずかしい、の意から》人の好意などに対して、めったにないことと感謝するさま。「―・い助言」「―・く頂戴する」都合よく事が進んでうれしく思うさま。「―・いことに雨がやんだ」「社にとっては―・くない状況だ」またとないくらい尊い。もったいない。「―・い仏様」「―・いお言葉」存在しがたい。珍しい。めったにない。「―・きもの、舅にほめらるる婿」〈枕・七五〉むずかしい。困難だ。「前車の轍(てつ)を見る事は誠に―・き習ひなりけむかし」〈神皇正統記・後醍醐〉世に生きることがむずかしい。生活しにくい。「世の中は―・く、むつかしげなるものかな」〈源・東屋〉 [派生]ありがたがる[動ラ五]ありがたげ[形動]ありがたさ[名]ありがたみ[名] [類語]かたじけない・うれしい・もったいない・おそれ多い・恐縮・幸甚/うれしい・好都合・御(おん)の字

大辞泉 ページ 541