複数辞典一括検索+

こと‐の‐くみ【琴の組・×箏の組】🔗🔉

こと‐の‐くみ【琴の組・×箏の組】(こと)の組歌。「―などは上代のままにて」〈鶉衣・音曲説〉

こと‐の‐こころ【事の心】🔗🔉

こと‐の‐こころ【事の心】 事の意味や趣意。「神代には、歌の文字も定まらず素直にして、―分きがたかりけらし」〈古今・仮名序〉内情。事情。「この―知れる人、女房の中にもあらむかし」〈源・柏木〉

こと‐の‐さま【事の様】🔗🔉

こと‐の‐さま【事の様】 事のようす。状態。事情。「さまで心とどむべき―にもあらず」〈源・夕顔〉

ごど‐の‐しゅうぎ【五度の祝儀】‐シウギ🔗🔉

ごど‐の‐しゅうぎ【五度の祝儀】‐シウギ 江戸時代、上方の遊郭での祝儀日。正月初め・三月三日・五日五日・七月中旬・九月九日。

こと‐の‐たより【事の便り】🔗🔉

こと‐の‐たより【事の便り】 物事のついで。「―に都を聞けば」〈方丈記〉何かにつけてのよりどころ。便宜。「―を賜はせてはぐくみ顧みさせ給ふほどに」〈栄花・疑ひ〉

こと‐の‐ついで【事の序で】🔗🔉

こと‐の‐ついで【事の序で】 何かの機会。何かの折。「―に聞いておこう」

こと‐の‐なぐさ【言の慰】🔗🔉

こと‐の‐なぐさ【言の慰】 口先だけのなぐさめ。気休めの言葉。「我(あれ)のみそ君には恋ふるわが背子(せこ)が恋ふと言ふことは―そ」〈万・六五六〉

こと‐の‐は【言の葉】🔗🔉

こと‐の‐は【言の葉】 ことば。言語。「まことかと聞きて見つれば―を飾れる玉の枝にぞありける」〈竹取〉歌。和歌。「やまとうたは、人の心をたねとして、よろづの―とぞなれりける」〈古今・仮名序〉

ことのは‐ぐさ【言の葉種】🔗🔉

ことのは‐ぐさ【言の葉種】 言葉による表現。また、和歌。「よしあしを君し分かずは書きたむる―のかひやなからん」〈新続古今・雑中〉話のたね。言いぐさ。「なにをか今は憚(はばか)りの、―の庵(いほ)りの内を」〈謡・芭蕉〉

ことのは‐の‐みち【言の葉の道】🔗🔉

ことのは‐の‐みち【言の葉の道】 和歌の道。和歌に関する学問。「みやびたる―の源にそむけるわざなる事を」〈琴後集〉

大辞泉 ページ 5621