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こと‐の‐ほか【殊の外】🔗🔉

こと‐の‐ほか【殊の外】 [副]予想と、かなり違っているさま。思いのほか。案外。意外。「―よい記録が出た」程度が際立っているさま。格別。とりわけ。「今年は―寒い」[形動ナリ]に同じ。「―なる御もてなしなりけるには」〈源・夕霧〉

こと‐の‐よし【事の由】🔗🔉

こと‐の‐よし【事の由】 理由。わけ。しさい。「―を陳じ申させ給ひて」〈平家・二〉

こと‐は🔗🔉

こと‐は 〔連語〕《副詞「こと」+係助詞「は」。「ごとは」とも》「こと」を強めた言い方。同じことなら。「かき暗し―降らなむ春雨に濡れ衣(ぎぬ)着せて君を留めむ」〈古今・離別〉

こと‐ば【言葉・詞・辞】🔗🔉

こと‐ば【言葉・詞・辞】 人が声に出して言ったり文字に書いて表したりする、意味のある表現。言うこと。「友人の―を信じる」音声や文字によって人の感情・思想を伝える表現法。言語。「日本の―をローマ字で書く」文の構成要素をなす部分。単語。また、語句。「―が豊富だ」「一々の―を吟味して話す」言い方。口のきき方。口ぶり。言葉遣い。「荒い―」「―に注意しなさい」必ずしも事実でないこと。言葉のあや。「塵(ちり)を結んでと言うたは、―でござる」〈狂言記・箕被〉(詞)謡い物・語り物の中で、節をつけない非旋律的な箇所。(詞)物語・小説などの中で、会話の部分。(詞)歌集などで、散文で書かれた部分。 [下接語]合い言葉・東(あずま)言葉・遊ばせ言葉・遊び言葉・天地(あめつち)の詞(ことば)・田舎言葉・忌み詞・入間詞(いるまことば)・入れ詞・歌詞(うたことば)・売り言葉・絵詞(えことば)・江戸言葉・沖言葉・買い言葉・代え詞・書き言葉・隠し言葉・掛け詞・翳(かざ)し詞・重ね言葉・京言葉・口言葉・国言葉・繰り言葉・郭(くるわ)言葉・御所詞・ざあます言葉・逆さ言葉・里言葉・為做(しなせ)言葉・正月言葉・序詞(じよことば)・女中詞・捨て言葉・制の詞・添え言葉・通り言葉・土地言葉・謎(なぞ)言葉・逃げ言葉・女房詞・挟み詞・花言葉・話し言葉・早口言葉・早言葉・囃子詞(はやしことば)・流行(はやり)言葉・武士詞・べいべい言葉・褒め言葉・枕詞(まくらことば)・御国詞(みくにことば)・武者詞・文字言葉・休め言葉・奴詞(やつこことば)・山言葉・大和言葉・吉原言葉・六方(ろつぽう)

大辞泉 ページ 5622