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さむけ・し【寒けし】🔗🔉

さむけ・し【寒けし】 [形ク]寒々としている。「月の、―・く澄める二十日あまりの空こそ」〈徒然・一九〉◆「寒し」のク語法「寒けく」を、「のどけし」などケシ型形容詞の連用形と誤認してつくられた語。

さむけ‐だ・つ【寒気立つ】🔗🔉

さむけ‐だ・つ【寒気立つ】 [動タ五(四)]寒けを感じる。「冷気に触れて―・つ」恐ろしさに身震いする。ぞっとする。「目をおおう惨状に―・った」

さむ‐さ【寒さ】🔗🔉

さむ‐さ【寒さ】 寒いこと。また、その程度。《季 冬》「書を売って書斎のすきし―哉/露伴」暑さ。

さむさ‐しのぎ【寒さ×凌ぎ】🔗🔉

さむさ‐しのぎ【寒さ×凌ぎ】 寒さに耐えること。寒さを切り抜けること。また、その手段。「―に一杯やる」

さむさ‐まけ【寒さ負け】🔗🔉

さむさ‐まけ【寒さ負け】 寒さのために、からだや気力が弱ること。

さむ‐ざむ【寒寒】🔗🔉

さむ‐ざむ【寒寒】 [副]スルいかにも寒そうなさま。「冬の夜空に月が―とかかる」心が冷えるさま。殺風景なさま。「人けのない―(と)した家」「―(と)した人間関係」

さむざむ‐し・い【寒寒しい】🔗🔉

さむざむ‐し・い【寒寒しい】 [形]さむざむ・し[シク]いかにも寒そうである。「枯れ野の―・い眺め」何もなくて殺風景である。「壁に絵の一つもない―・い部屋」

さむし・い【寂しい・×淋しい】🔗🔉

さむし・い【寂しい・×淋しい】 [形]さむ・し[シク]《「さぶし」の音変化》さびしい。「たった一人で―・くって堪らないから」〈漱石・行人〉

さ‐むしろ【×筵】🔗🔉

さ‐むしろ【×筵】 幅の狭い筵。また、短い筵。〈色葉字類抄〉筵。「―に衣かたしき今宵もや我を待つらむ宇治の橋姫」〈古今・恋四〉

サムシング【something】🔗🔉

サムシング【something】 ある物。何か。何物か。

さむ‐ぞら【寒空】🔗🔉

さむ‐ぞら【寒空】 冬の寒々とした空。また、冬の寒い天候。冬天。寒天。《季 冬》

サムソン【Samson】🔗🔉

サムソン【Samson】 旧約聖書中の人物。イスラエルの士師で、怪力の持ち主。ペリシテ人と再三戦ってこれを破ったが、愛人デリラの策謀でその大力の根源である長髪を失い、敵に捕らえられて両眼をも失った。しかし、最後の怪力で神殿を破壊し、ペリシテ人三〇〇〇人を殺し、自らも死んだという。

サムナー【James Batcheller Sumner】🔗🔉

サムナー【James Batcheller Sumner】一八八七〜一九五五]米国の生化学者。酵素をたんぱく質の結晶の形でとり出すことに成功。一九四六年、J=H=ノースロップ、W=M=スタンリーとともにノーベル化学賞受賞。

大辞泉 ページ 6218