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さる‐ど【猿戸】🔗🔉

さる‐ど【猿戸】 庭園の入り口などに用いる簡素な木戸。ふつう、皮付き丸太の柱に、横板に竹の押縁(おしぶち)を縦に打ち付けた両開きの扉を取り付けたもの。内側に取り付けた横木を柱の穴に差し込んで閉める戸。大戸にとりつけられた小型の引き戸。

さる‐とうじん【猿唐人】‐タウジン🔗🔉

さる‐とうじん【猿唐人】‐タウジン 人をののしっていう語。唐変木(とうへんぼく)。「曲者(くせもの)の手がポカリと飛んで、礼之進の痘痕は砕けた、火の出るよう。『―め』」〈鏡花・婦系図〉

さるとび‐さすけ【猿飛佐助】🔗🔉

さるとび‐さすけ【猿飛佐助】 伝説上の戦国時代の忍者。戸沢白雲斎に忍術を学び、真田幸村(さなだゆきむら)に仕えたという。真田十勇士の一人。

さるとり‐いばら【・猿捕×茨】🔗🔉

さるとり‐いばら【・猿捕×茨】 ユリ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。高さ一〜二メートル。茎は節ごとに曲がり、とげがある。葉は卵円形。雌雄異株で、初夏に黄緑色の小花をつけ、実は熟すと赤い。根茎は漢方で和山帰来(わのさんきらい)・土茯苓(どぶくりよう)といい、山帰来(さんきらい)の代用にする。かから。《季 春》

サルトル【Jean-Paul Sartre】🔗🔉

サルトル【Jean-Paul Sartre】一九〇五〜一九八〇]フランスの哲学者・小説家・劇作家。無神論的実存主義を主唱。第二次大戦後、雑誌「現代」を主宰。文学者の政治・社会参加(アンガージュマン)を主張し、共産主義に接近、反戦・平和運動に積極的に参加した。一九六四年、ノーベル文学賞の受賞を拒否。哲学論文「存在と無」「弁証法的理性批判」、小説「嘔吐」「自由への道」、戯曲「蠅」「悪魔と神」、評論「文学とは何か」など。

サルトロ‐カンリ【Saltoro Kangri】🔗🔉

サルトロ‐カンリ【Saltoro Kangri】 カシミール北西部、カラコルム山脈の高峰。標高七七四二メートル。

さる‐なし【猿×梨】🔗🔉

さる‐なし【猿×梨】 マタタビ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。山地に自生。葉は広楕円形で先がとがる。初夏に白花をつけ、実は球形で、熟すと甘酸っぱく、食用。しらくちづる。こくわ。

大辞泉 ページ 6259