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い【×猪・×豬】🔗🔉

い【×猪・×豬】 イノシシやブタの総称。特に、イノシシ。「―、鹿をなん生贄(いけにへ)にし侍りけるとぞ」〈宇治拾遺・一〇〉

い【×堰】🔗🔉

い【×堰】いせき(堰)」に同じ。〈新撰字鏡〉

い【寝】🔗🔉

い【寝】 寝ること。眠り。「心とけたる―だに寝られずなむ」〈源・空蝉〉◆多く、動詞「ぬ(寝)」をあとに伴って「いをぬ」「いぬ」の形で、また、「朝寝(あさい)」「安寝(やすい)」などと熟して用いる。

寝も寝(ね)🔗🔉

寝も寝(ね) 眠りもしない。「冬の夜の明かしも得ぬを―ずに」〈万・一七八七〉

寝も寝(ね)られ🔗🔉

寝も寝(ね)られ 眠ることもできない。少しも眠れない。「恐ろしくて―ず」〈更級〉

寝を寝(ぬ)🔗🔉

寝を寝(ぬ) 眠る。睡眠をとる。「家思ふと―ねずをれば鶴(たづ)が鳴く葦辺も見えず春の霞に」〈万・四四〇〇〉

い【×藺】🔗🔉

い【×藺】 イグサ科の多年草。湿地に自生し、また、水田で栽培する。高さ約一メートル。茎は円柱形。葉はうろこ状。夏、緑褐色の花をつけ、苞(ほう)を長く伸ばす。茎は畳表・花むしろの材料。白い髄は、昔、灯心に用いた。灯心草。あかりも。いぐさ。《季 夏》「―の花を見て雨ごもり居たりけり/秋桜子」

い【五十】🔗🔉

い【五十】 ごじゅう。いそ。多く他の語の上に付いて、複合語として用いられる。「―日(いか)」「―鈴(いすず)

い【蜘糸】🔗🔉

い【蜘糸】 クモの糸。クモの巣。「泉ともいさや白波立ちぬれて下なる草にかけるくもの―」〈源順集〉

い【×夷】🔗🔉

い【×夷】 《昔、中国で未開人、蛮族をさしていった語から》異民族。えびす。

夷を以(もつ)て夷を制す🔗🔉

夷を以(もつ)て夷を制す 《「後漢書」禹伝から》外国を利用して他の国を抑え、自国は戦わずに利益を収め、安全を図る。夷を以て夷を攻(せ)む。以夷制夷(いいせいい)

い【衣】🔗🔉

い【衣】 着るもの。衣服。「―を払う」「―食住」

い【医】🔗🔉

い【医】 病気を治療すること。また、その技術。医術。「―の道を志す」病気の治療をする人。医師。医者。

医は仁術(じんじゆつ)なり🔗🔉

医は仁術(じんじゆつ)なり 医術は、人を治療することによって仁徳を施す術である。

大辞泉 ページ 648