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じき‐にゅう【直入】ヂキニフ🔗🔉

じき‐にゅう【直入】ヂキニフ 仏語。方便などの道によらないで、ただちに真実の仏果、涅槃(ねはん)に入ること。

しき‐にん【識認】🔗🔉

しき‐にん【識認】 [名]スル認識」に同じ。「余輩固より…交互錯綜する者あるを―せざるに非ず」〈小林雄七郎・薩長土肥〉

じき‐にん【直任】ヂキ‐🔗🔉

じき‐にん【直任】ヂキ‐ 順序を経ないで、ただちに数段上の職に任ずること。「次第を経ず、―の僧都になされ」〈太平記・二五〉

じ‐ぎぬ【地絹】ヂ‐🔗🔉

じ‐ぎぬ【地絹】ヂ‐ 地方で、主に自家用に織った絹織物。一説に、生地の絹すなわち白絹のこと。「羽二重(はぶたへ)半疋(はんびき)四十五匁の―よりは」〈浮・胸算用・一〉書画をかくのに用いる絹地。「ふしぎや絵像ゆるぎ出で、身の毛もぞっとたちまちに、―を離れ形を現じ」〈浄・傾城酒呑童子〉

しき‐ね【敷き寝・×蓐】🔗🔉

しき‐ね【敷き寝・×蓐】 下に敷いて寝ること。また、その敷いた物。「宝船(=ノ絵)を―にして」〈浮・永代蔵・四〉

しきね‐じま【式根島】🔗🔉

しきね‐じま【式根島】 東京都、伊豆諸島にある火山島。大島支庁新島本村(にいじまほんそん)に属する。足付(あしつき)・地鉈(じなた)の両温泉がある。

しきね‐の‐ふね【敷(き)寝の船】🔗🔉

しきね‐の‐ふね【敷(き)寝の船】 七福神と宝物をのせた船の絵。元日または二日の夜、枕の下に敷いて寝ると、よい初夢を見るとされた。宝船。

しき‐ねん【式年】🔗🔉

しき‐ねん【式年】 《定められた年の意》歴代の天皇・皇后の式年祭を行う年。崩御後、三年・五年・一〇年・二〇年・三〇年・四〇年・五〇年・一〇〇年、およびそれ以後一〇〇年ごとにあたる年。一年。一年間。また、ある年。「―の春の頃、軒端の梅に鶯の、来りて鳴く声を聞けば」〈謡・白楽天〉

しきねん‐さい【式年祭】🔗🔉

しきねん‐さい【式年祭】 歴代の天皇・皇后の式年にあたる年の忌日に、宮中の皇霊殿(こうれいでん)で行われる祭祀(さいし)

しきねん‐せんぐうさい【式年遷宮祭】🔗🔉

しきねん‐せんぐうさい【式年遷宮祭】 定期的に神殿をつくり替え神座を移す、神社にとって最も重要な祭儀。伊勢神宮では、原則として二〇年ごとに行われている。

しき‐のう【式能】🔗🔉

しき‐のう【式能】 儀式として催される能。江戸時代には、幕府の行事や祝典、将軍家の慶事などの際に、江戸城本丸表の舞台で翁(おきな)付き五番立ての能が催された。現在では、能楽協会などの主催するシテ方五流出演の五番立ての催しをいう。

大辞泉 ページ 6557