複数辞典一括検索+

いい‐お・く【言(い)置く】いひ‐🔗🔉

いい‐お・く【言(い)置く】いひ‐ [動カ五(四)]あとに残る人に話しておく。言い残す。「家人に―・いて出かける」

いい‐おく・る【言(い)送る】いひ‐🔗🔉

いい‐おく・る【言(い)送る】いひ‐ [動ラ五(四)]使いの者をやったり、手紙に書いたりして、言葉を伝える。「帰国を急ぐよう―・る」順々に言葉を伝える。「中止の旨をクラス全員に―・る」

いい‐おく・れる【言(い)遅れる】いひ‐🔗🔉

いい‐おく・れる【言(い)遅れる】いひ‐ [動ラ下一]いひおく・る[ラ下二]先に言うべきことを後になってから言う。「―・れたが、お見舞いをありがとう」

いい‐おこ・す【言ひ遣す】いひ‐🔗🔉

いい‐おこ・す【言ひ遣す】いひ‐ [動サ下二]言ってよこす。「この女、いと久しくありて、念じわびてにやありけむ、―・せたる」〈伊勢・二一〉

いいお‐そうぎ【飯尾宗祇】いひを‐🔗🔉

いいお‐そうぎ【飯尾宗祇】いひを‐ 宗祇(そうぎ)

いい‐おち【言ひ落ち】いひ‐🔗🔉

いい‐おち【言ひ落ち】いひ‐ 言えば言うほど自分の不利益になること。「申し訳いたす程皆―にて候へども」〈浄・出世景清〉

いい‐おと・す【言(い)落(と)す】いひ‐🔗🔉

いい‐おと・す【言(い)落(と)す】いひ‐ [動サ五(四)]言うべきことを言い忘れる。言いもらす。「大事な用件を―・す」けなして言う。悪く言う。「心せばげにこそ見ゆめれ、など―・す」〈源・竹河〉

いい‐およ・ぶ【言(い)及ぶ】いひ‐🔗🔉

いい‐およ・ぶ【言(い)及ぶ】いひ‐ [動バ五(四)]そのことに関係する話題にまでふれる。言及する。「裏の事情にまで―・ぶ」

いい‐がい【×匙】いひがひ🔗🔉

いい‐がい【×匙】いひがひ 飯を盛るためのしゃもじ。いがい。「―取りて、笥子(けこ)の器物(うつはもの)に盛りけるを」〈伊勢・二三〉

いい‐がい【言い×斐】いひがひ🔗🔉

いい‐がい【言い×斐】いひがひ 言葉に出して言うだけの価値。「素直に聞き入れるので―がある」

いいがい‐な・し【言ひ×斐無し】いひがひ‐🔗🔉

いいがい‐な・し【言ひ×斐無し】いひがひ‐ [形ク]とりたてて言うだけの値打ちがない。つまらない。「すべては礼儀を知らず、格式をわきまへざるは―・し」〈沙石集・一〇〉ふがいない。いくじがない。「―・き味方の奴ばら」〈浄・太功記〉◆中世以降の語。平安時代には「いうかいなし」を用いた。

大辞泉 ページ 658