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しず‐の‐め【×賤の女】しづ‐🔗🔉

しず‐の‐め【×賤の女】しづ‐ 身分の低い女子。「大原の炭をいただく―は」〈拾玉集・二〉

しず‐の‐や【×賤の屋】しづ‐🔗🔉

しず‐の‐や【×賤の屋】しづ‐ 身分の低い人の住む家。「あやしき―も雪にみな面隠(おもかく)しして」〈枕・三〇二〉

しず‐はた【倭文機】しづ‐🔗🔉

しず‐はた【倭文機】しづ‐ 《上代は「しつはた」》倭文を織る機(はた)。また、その織物。「大君の御帯の―結びたれ」〈武烈紀・歌謡〉

しずはた‐おび【倭文機帯】しづはた‐🔗🔉

しずはた‐おび【倭文機帯】しづはた‐ 《上代は「しつはたおび」》倭文で作った綾織りの帯。「古の―を結び垂れ誰といふ人も君にはまさじ」〈万・二六二八〉

しずはたおび【賤機帯】しづはたおび🔗🔉

しずはたおび【賤機帯】しづはたおび 歌舞伎舞踊。一中節。本名題「峰雲(おのえのくも)賤機帯」。壕越二三治作詩、宮崎忠五郎作曲。宝暦元年(一七五一)江戸森田座で初演。謡曲の「隅田川」「班女(はんじよ)」「桜川」に取材したもの。長唄。本名題「八重霞賤機帯」。歌詞・曲ともにを借りて、一〇世杵屋六左衛門が作曲。文政一一年(一八二八)山王祭の踊り屋台で発表。

しずはた‐に【倭文機に】しづはた‐🔗🔉

しずはた‐に【倭文機に】しづはた‐ 〔枕〕倭文には乱れ模様が織り込まれているところから、「乱る」にかかる。「―乱れてぞ思ふ恋しさは」〈貫之集〉

しずはた‐やき【×賤機焼】しづはた‐🔗🔉

しずはた‐やき【×賤機焼】しづはた‐ 駿河国の賤機山麓で産した陶器。寛永(一六二四〜一六四四)のころの創始で、交趾(コーチ)焼風。糸底に「賤機」の印が押してある。

しずはた‐やま【賤機山】しづはた‐🔗🔉

しずはた‐やま【賤機山】しづはた‐ 静岡市北部の山。麓に浅間(せんげん)神社がある。標高一七一メートル。

しず‐びょうし【閑拍子】しづビヤウシ🔗🔉

しず‐びょうし【閑拍子】しづビヤウシ 神楽歌で、自由リズムで演奏される部分。また、そのリズムの様式。

ジスプロシウム【dysprosium】🔗🔉

ジスプロシウム【dysprosium】 希土類元素のランタノイドの一。単体は展性に富んだ灰色の金属。元素記号Dy 原子番号六六。原子量一六二・五。

大辞泉 ページ 6679