複数辞典一括検索+

した‐うち【舌打ち】🔗🔉

した‐うち【舌打ち】 [名]スル舌を上あごに当てて、ちっと鳴らすこと。いまいましさや、いらだちを表すしぐさ。「いかにも残念そうに―する」したつづみ。「一膳めしに―鳴らすか」〈独歩・非凡なる凡人〉

した‐うま【下馬】🔗🔉

した‐うま【下馬】 (あわせ)の下に着る浴衣(ゆかた)。粗末な衣服。「お姫様になる者が―でも行かれめえと」〈合・正本製・初〉質に入れる品物。質草。「春の流れに―の裾をひたして利息を固め」〈黄・竈将軍〉

した‐え【下絵】‐ヱ🔗🔉

した‐え【下絵】‐ヱ 下がきの絵。刺繍(ししゆう)・染め模様などの図柄を生地や紙にかいたもの。詩文などを書くための紙・絹などにあらかじめ描かれた絵。

した‐えだ【下枝】🔗🔉

した‐えだ【下枝】 下の方の枝。したえ。しずえ。上枝(うわえだ)

したえ‐つけ【下絵付け】したヱ‐🔗🔉

したえ‐つけ【下絵付け】したヱ‐ 陶磁器の素地に直接絵付けをすること。その上から釉(うわぐすり)をかけて焼く。

した‐えのぐ【下絵の具】‐ヱのグ🔗🔉

した‐えのぐ【下絵の具】‐ヱのグ 陶磁器の下絵付けに使う絵の具。硼酸(ほうさん)・硼砂・珪砂(けいしや)などに各種の金属酸化物、安定剤・補助剤などを加えて製造。上絵の具より高熱に耐える。

した‐えま・し【下笑まし】‐ゑまし🔗🔉

した‐えま・し【下笑まし】‐ゑまし [形シク]《「したえむ」の形容詞化》心の中でにこにこするくらいうれしい。「明石潟潮干の道を明日よりは―・しけむ家近づけば」〈万・九四一〉

した‐え・む【下笑む】‐ゑむ🔗🔉

した‐え・む【下笑む】‐ゑむ [動マ四]《「した」は心の意》心中でにこにこするくらいうれしく思う。「まま母はし得たる心地して、むくつけ女も二人―・みにゑみ合へる」〈住吉・上〉

した‐おぎ【下×荻】‐をぎ🔗🔉

した‐おぎ【下×荻】‐をぎ オギの下葉。また、他の草木の陰に生えているオギ。「―のなかばは霜に結ぼほれつつ」〈源・夕顔〉

した‐おし【下押し】🔗🔉

した‐おし【下押し】 下方に押すこと。取引市場で、相場が下落すること。

した‐おび【下帯】🔗🔉

した‐おび【下帯】 ふんどし。または、腰巻き。肌着の上に結ぶ帯。下ひも。

したおび‐の‐いわい【下帯の祝(い)】‐いはひ🔗🔉

したおび‐の‐いわい【下帯の祝(い)】‐いはひ 昔、男子が成人して、初めて下帯をつけるときの祝い。褌(へこ)祝い。

した‐おもい【下思ひ】‐おもひ🔗🔉

した‐おもい【下思ひ】‐おもひ 《「した」は心の意》心の中に隠した思い。秘めた恋心など。したもい。「湊葦(みなとあし)に交じれる草のしり草の人皆知りぬわが―は」〈万・二四六八〉

大辞泉 ページ 6721