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した‐が🔗🔉

した‐が [接]《サ変動詞「す」の連用形に完了の助動詞「た」と接続助詞「が」の付いたものから。そうしたが、の意から》前文の内容を受けて、それに反するような事柄を述べるときに用いる。だが。けれども。「いやあ、何も面倒なことなんぞじゃ、―人助けになることだもんだからね」〈島木健作・続生活の探求〉

した‐がい【下交い】‐がひ🔗🔉

した‐がい【下交い】‐がひ下前(したまえ)」に同じ。「膝に挟んだ―の褄を内端(うちは)に」〈鏡花・婦系図〉

したがい‐お・ず【従ひ怖づ】したがひおづ🔗🔉

したがい‐お・ず【従ひ怖づ】したがひおづ [動ダ上二]人の意のままになって、びくびくしている。「かうあながちに―・ぢたる人なめり」〈源・帚木〉

したが・う【従う・随う・順う・遵う】したがふ🔗🔉

したが・う【従う・随う・順う・遵う】したがふ [動ワ五(ハ四)]後ろについて行く。あとに続く。「案内人に―・う」「前を行く人に―・って歩く」沿う。たどる。「川の流れに―・って下る」「標識に―・って進む」他からの働きに順応する。法律・慣習・意見などに逆らわないでそのとおりにする。意のままになる。服従する。「法の定めるところに―・う」「指示に―・って行動する」「意向に―・う」ほかの力のままに動く。任せる。「風に―・う葦(あし)応じる。また、順応する。「問いに―・って答える」「条件に―・って賃金が異なる」ならう。まねる。「見本に―・って作る」たずさわる。従事する。「業務に―・う」(「…にしたがい」「…にしたがって」の形で)…につれて。…とともに。「年をとるに―・い円満さを増してきた」「登るに―・って気温が下がる」 [可能]したがえる[動ハ下二]「したがえる」の文語形。 [類語]付く・くっつく・随行する・随伴する・随従する・追随する/服する・応ずる・則(のつと)る・則(そく)する・準ずる・倣(なら)う・拠(よ)る・準拠する・依拠する

した‐がえ【下交へ】‐がへ🔗🔉

した‐がえ【下交へ】‐がへ下交(したが)」に同じ。「嘆きわび空に乱るる我がたまを結びとどめよ―のつま」〈源・葵〉

大辞泉 ページ 6722