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した‐かき【舌×掻き】🔗🔉

した‐かき【舌×掻き】 竹を薄く曲がりやすく削り、または歯磨き楊枝の柄の端を薄い刀状にして、舌苔(ぜつたい)をかき落とすようにしたもの。したこき。

した‐がき【下書(き)】🔗🔉

した‐がき【下書(き)】 [名]スル清書の前に練習のためにかいてみること。また、そのかいたもの。一応かき上げてはあるが、まだ多少手を加える必要のある文章。草稿。「―に手を入れる」(「下描き」とも書く)絵をかくときに、あらかじめおおよその輪郭をかくこと。ラフスケッチの類。

した‐がき【下×掻き】🔗🔉

した‐がき【下×掻き】 下染め

した‐かげ【下陰】🔗🔉

した‐かげ【下陰】 樹木などの下の、薄暗い所。

した‐がさね【下襲】🔗🔉

した‐がさね【下襲】 束帯の内着で、半臂(はんぴ)または袍(ほう)の下に着用する衣。裾を背後に長く引いて歩く。位階に応じて長短の制があり、鎌倉時代以後、天皇の料のほかは裾を切り離して別裾(べつきよ)とした。地質・色目・文様は、公卿(くぎよう)や殿上人(てんじようびと)などの身分の違いにより、また、夏と冬によって区別があった。もと、下着のこと。肌着。〈日葡〉

した‐かぜ【下風】🔗🔉

した‐かぜ【下風】 樹木などの下の方、地面近くを吹く風。

した‐かた【下方】🔗🔉

した‐かた【下方】 《「したがた」とも》身分が低いこと。また、その人々。世間の人々。歌舞伎・舞踊などの囃子方(はやしかた)。出囃子(でばやし)で、山台(やまだい)の上段の唄・三味線に対して、下段に座るところからいう。

した‐かた【下形】🔗🔉

した‐かた【下形】 模様などの染め付けに用いる彫刻した板。ひながた。形木(かたぎ)。「御みづからも物の―、絵やうなどをも御覧じ入れつつ」〈源・梅枝〉下地。素地。素質。「大将も、さる世のおもしとなり給ふべき―なれば」〈源・若菜下〉下地となるべき心得。基礎。「宮にも、物の心しり給ふべき―を、聞こえ知らせ給ふ」〈源・鈴虫〉

したがた‐どうぶつ【舌形動物】🔗🔉

したがた‐どうぶつ【舌形動物】 動物界の一門。分類上、環形動物と節足動物の中間に位置。脊椎動物に寄生し、体はふつう扁平で細長い。イヌシタムシなど。舌虫(したむし)。ぜっけい動物。

大辞泉 ページ 6723