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しゅいん‐せん【朱印船】🔗🔉

しゅいん‐せん【朱印船】 近世初期、朱印状を受けて外国との貿易に従事した船。豊臣秀吉の朱印状を携えた南蛮貿易船に始まったが、鎖国により全面的に禁止された。御朱印船。しゅいんぶね。

しゅいん‐ち【朱印地】🔗🔉

しゅいん‐ち【朱印地】 江戸時代、朱印状によって所有を認められたり下付されたりした寺社領。御朱印地。証文地。

しゅう【主】🔗🔉

しゅう【主】 《「しゅ」の音変化》主人。主君。「―の気に入らぬからといって」〈鴎外・阿部一族〉◆江戸時代以前の表記は「しう」がほとんど。

主を取・る🔗🔉

主を取・る 新しい主人に仕える。「無心なる―・りあはすとも、半季の事なれば」〈浮・織留・五〉

しゅう【囚】シウ🔗🔉

しゅう【囚】シウ とらわれること。また、その者。捕虜。とりこ。獄舎にとらわれた者。囚人。罪人。めしゅうど。

しゅう【州・×洲】シウ🔗🔉

しゅう【州・×洲】シウ [名]アメリカ・オーストラリアなどの連邦国家を構成する行政区画。「―の法律」「―政府」日本で古くから用いた地域単位としての国(くに)。「甲州」「上州」など。古代中国の行政区画の一。漢の武帝が郡県の上に一三州を置いたのに始まる。のち、しだいに細分化されて郡との差がなくなり、近代になって廃止。地球上の地を大陸で区分していう称。「五大―」「大洋―」〔接尾〕近世、人名などに付いて、親愛の意を表す。「何、野(や)―には手管なしとや」〈浮・禁短気・二〉

しゅう【秀】シウ🔗🔉

しゅう【秀】シウ すぐれていること。また、その人。成績などの段階を示す語。最もすぐれていることを表す。「―・優・良・可」

しゅう【周】シウ🔗🔉

しゅう【周】シウ [名]数学で、図形を囲む閉じた曲線または折れ線。また、その長さ。円の場合は円周という。〔接尾〕助数詞。あるもののまわりをまわる回数を数えるのに用いる。「トラックを三―する」

しゅう【周】シウ🔗🔉

しゅう【周】シウ 中国古代の王朝。前一二世紀末に、文王の子武王が殷(いん)を滅ぼして建国。都を鎬京(こうけい)に置き、封建体制をしき、華北中原を支配したが、第一三代平王の時(前七七一年)西方の犬戎(けんじゆう)の攻略を受けて東遷し、都を洛邑(らくゆう)(洛陽)に移した。以後、王朝はしだいに衰微。前二五六年(一説に前二四九年)秦(しん)に滅ぼされた。東遷以前を西周、以後を東周といい、東周の約五〇〇年は春秋・戦国時代にあたる。唐の則天武后が建てた王朝。武周。→後周(こうしゆう) →北周

大辞泉 ページ 7106