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すす・びる【×煤びる】🔗🔉

すす・びる【×煤びる】 [動バ上一]すす・ぶ[バ上二]汚れてすす色になる。すすける。「天井、畳は直ぐに―・びて来た」〈佐藤春夫・田園の憂鬱〉聞きなれて古くなる。聞き古す。「某(それがし)が短句、公(きみ)にも御耳―・びましまさん」〈読・雨月・仏法僧〉

すす‐ぶ・る【×煤ぶる】🔗🔉

すす‐ぶ・る【×煤ぶる】 [動ラ五(四)]すすで汚れて黒ずむ。すすける。すすぼる。「―・りたる大黒天、或は仁王等の彫像を見」〈雪嶺・偽悪醜日本人〉

すず‐ペスト【×錫ペスト】🔗🔉

すず‐ペスト【×錫ペスト】 白色錫の製品を零下三〇度以下の低温に保つと、表面にはれもののような突起が生じ、伝染病のペストのように広がり、ついには無定形・粉末状の灰色錫になって崩れてしまう現象。

すす‐ぼ・ける【×煤ぼける】🔗🔉

すす‐ぼ・ける【×煤ぼける】 [動カ下一]すすで汚れたり古くなったりして黒ずむ。「古綿のような毛並の―・けた白犬」〈風葉・青春〉

すす‐ぼこり【××埃】🔗🔉

すす‐ぼこり【××埃】 すすのまじったほこり。

すす‐ぼ・る【×煤ぼる】🔗🔉

すす‐ぼ・る【×煤ぼる】 [動ラ五(四)]「煤ぶる」に同じ。「其処(そこ)ら―・りて余りあかるからず」〈鏡花・化銀杏〉

すすま・し【進まし】🔗🔉

すすま・し【進まし】 [形シク]《動詞「すす(進)む」の形容詞化》気乗りがしている。勇みたっている。「心には面白く―・しくおぼすとも」〈無名抄〉

すず‐まなこ【鈴眼】🔗🔉

すず‐まなこ【鈴眼】 丸くて大きな目。どんぐりまなこ。「梟(ふくろ)と常々悪口受くる―に」〈露伴・五重塔〉

すすみ【進み】🔗🔉

すすみ【進み】 前方へ動いていくこと。「渋滞で車の―がおそい」物事がはかどること。また、その度合い。「工事の―がいい」「箸の―がはかばかしくない」上達すること。進歩すること。また、その度合い。「学業の―が著しい」

すずみ【涼み】🔗🔉

すずみ【涼み】 涼むこと。涼しい空気に当たって暑さをしのぐこと。納涼。「夕―」《季 夏》「網打の見えずなりゆく―かな/蕪村」

すずみ‐きゃく【涼み客】🔗🔉

すずみ‐きゃく【涼み客】 夏、暑さを避けて涼しい土地に出掛ける人。

すずみ‐だい【涼み台】🔗🔉

すずみ‐だい【涼み台】 暑さをしのぐために、軒先などに置いた腰掛け台。縁台。《季 夏》

大辞泉 ページ 8135