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一金(きん)二男(なん)🔗🔉

一金(きん)二男(なん) 遊興に大切なものは第一に金で、男振りは二の次である。「色里かよひもその通り、―と申す」〈浮・好色盛衰記〉

一工面(くめん)二働き🔗🔉

一工面(くめん)二働き 世渡りには、工夫が第一であり、勤勉に働くことはその次である。

一と言って二とない🔗🔉

一と言って二とない とび抜けて優れていてその後に続くものがない。「―名人」

一にも二にも🔗🔉

一にも二にも 他のことより、まずそのことに専念するさま。なにはさておき。「―練習だ」

一の裏は六🔗🔉

一の裏は六 さいころの一と六とが裏表であるように、生きていくうちには、よいこともあれば悪いこともあり、それが循環するものだ。

一姫二太郎🔗🔉

一姫二太郎 子を持つには、最初は育てやすい女の子で、次は男の子がよいという言い伝え。

一富士(ふじ)二鷹(たか)三茄子(なすび)🔗🔉

一富士(ふじ)二鷹(たか)三茄子(なすび) 初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。◆一に富士山、二に愛鷹(あしたか)山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。

一も二もなく🔗🔉

一も二もなく 提示されたことに対して、とやかく言うまでもなく。即座に。「―引き受ける」

一を聞いて十(じゆう)を知る🔗🔉

一を聞いて十(じゆう)を知る 《「論語」公冶長から》物事の一部を聞いただけで全部を理解できる。賢明で察しのいいことのたとえ。一を以て万(ばん)を知る。

一を以(もつ)て万(ばん)を知る🔗🔉

一を以(もつ)て万(ばん)を知る 《「荀子」非相から》「一を聞いて十を知る」に同じ。

い‐ち【位地】ヰ‐🔗🔉

い‐ち【位地】ヰ‐ くらい。地位。「彼の―も境遇もその時分から見ると丸で変っていた」〈漱石・道草〉

い‐ち【位置】ヰ‐🔗🔉

い‐ち【位置】ヰ‐ [名]スルものがある所。ものがあるべき場所。また、ある場所を占めること。「―がずれる」「所定の―につく」「青森県は本州の最北端に―する」物事が全体の中で占める場所。「この問題は重要な―を占める」人が置かれている状態。境遇。立場。「次期会長と目される―にある」

いち🔗🔉

いち 〔接頭〕《副詞「いた(甚)」「いと」と同語源》形容詞や名詞などに付いて、勢いのはげしい意、また、すぐれた、すばらしいという意を表す。「―じるしい」「―はやし」

大辞泉 ページ 886