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其れというのも🔗🔉

其れというのも 前に述べた事柄を受けて、その原因・理由についての説明を次に述べることを示す。そのわけは。なぜならば。「あの家は何か変だ。―人が出入りするのを見たことがない」

其れにつけても🔗🔉

其れにつけても あとの事柄を、前述の事柄と特に関連づけて導くときに用いる。そのことと関連しても。「―一度連絡したほうがよい」

其れにとりて🔗🔉

其れにとりて その場合でも。そのうちでも。「―、三つの石を捨てて十の石につくことは易(やす)し」〈徒然・一八八〉

其れに引き替えて🔗🔉

其れに引き替えて これから述べることが前に述べたことと対照的であることを示す。それに比べて、まったく異なり。それにひきかえ。「長男は健康そのものなんだが、―次男のほうは病弱でね」

其れにも拘(かか)わらず🔗🔉

其れにも拘(かか)わらず 前述の事柄を受けて、そこから期待・予想される内容とは相反する結果になることを表す。それなのに。「雨が激しくなった。―試合は続行された」

其れはさておき🔗🔉

其れはさておき 話題を他に転じるときに用いる。ところで。それはそれとして。閑話休題。「―個別の問題の検討に移ろう」

其れはそうと🔗🔉

其れはそうと 話題を転じる意を表す。それはそれとして。「―、前回の旅行はどうでしたか」

其れは其れとして🔗🔉

其れは其れとして 話題を転じるときに用いる。それはさておき。「―今日の主題に入ります」

其れはともあれ🔗🔉

其れはともあれ それはさておき。それはとにかく。「―出発を急ぎましょう」

其れはない🔗🔉

其れはない 相手の言動を強く非難・否認するときに用いる言葉。それはいけないよ。それはだめだよ。「今日になって行けないなんて、―でしょう」

それ見たことか🔗🔉

それ見たことか 忠告を聞かずに失敗した相手などに対していう言葉。それ見ろ。「―だから気をつけろと言ったのに」

それ見ろ🔗🔉

それ見ろそれ見たことか」に同じ。「―負けたじゃないか」

其れもそうだ🔗🔉

其れもそうだ そういうのももっともだ。「あんな会社はだめだというが、―やめてしまおう」

其れも其のはず🔗🔉

其れも其のはず そうなるのも当然なこと。それももっともなこと。「二人はうり二つだが、―双子だった」

そ‐れい【祖霊】🔗🔉

そ‐れい【祖霊】 先祖の霊。「―を祭る」

そ‐れい【粗×糲】🔗🔉

そ‐れい【粗×糲】 精白してないあらごめ。また、そのあらごめを用いた粗末な食事。

大辞泉 ページ 8984