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そろ‐そろ🔗🔉

そろ‐そろ [副]動作が静かにゆっくりと行われるさま。そろり。「―(と)歩く」「幕が―(と)上がる」ある時期・状態になりつつあるさま。ぼつぼつ。「話が―佳境にはいってきた」「―出かけよう」

そろそろと北山時雨(きたやましぐれ)🔗🔉

そろそろと北山時雨(きたやましぐれ) 「来た」に「北山」の「きた」を掛け、そろそろやって来たということをしゃれていった言葉。→北山時雨

ぞろ‐ぞろ🔗🔉

ぞろ‐ぞろ [副]多くの人や動物などが引き続いて動くさま。「取り巻きが―(と)ついて歩く」「幼虫が―(と)はい出る」長いものを引きずるさま。「着物のすそを―(と)引きずる」

ぞろっぺえ🔗🔉

ぞろっぺえ [名・形動](主に関東地方で)いい加減でだらしないこと。また、そういう人や、そのさま。ぞろっぺい。ぞろっぺ。「―な身なり」

そろ‐ばん【算盤・十露盤】🔗🔉

そろ‐ばん【算盤・十露盤】 日本や中国で用いる計算器具。底の浅い横長の箱を上下二段に分け、縦一行ごとに上段に一個または二個、下段に四個または五個の串(くし)刺しの珠(たま)を置いたもの。上段の珠は五を、下段の珠はおのおの一の数を示し、串刺しの軸のそれぞれで桁(けた)を表し、指で珠を上下させ、加減乗除を行う。中国では一四〜一六世紀にかけて普及、日本には室町末期に伝来したといわれる。計算。勘定。また、特に、損得の計算。「読み、書き、―」「―が細かい」

算盤が合・う🔗🔉

算盤が合・う 計算が合う。「何度やっても―・わない」採算がとれる。「―・わない仕事」

算盤が持てない🔗🔉

算盤が持てない 採算がとれない。商売にならない。そろばんが合わない。

算盤を置・く🔗🔉

算盤を置・く そろばんに玉を置いて計算する。損得の計算をする。

算盤を弾(はじ)・く🔗🔉

算盤を弾(はじ)・く そろばんを使って計算する。転じて、損得を計算する。「どのくらいもうかるか―・いてみる」

そろばん‐うらない【算盤占い】‐うらなひ🔗🔉

そろばん‐うらない【算盤占い】‐うらなひ そろばんで吉凶を判断する占い。算易(さんえき)

そろばん‐かんじょう【算盤勘定】‐カンヂヤウ🔗🔉

そろばん‐かんじょう【算盤勘定】‐カンヂヤウ 金銭的な損得についての勘定。金銭勘定。「その仕事は―抜きで引き受けよう」

大辞泉 ページ 8993