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いち‐じん【一陣】‐ヂン🔗🔉

いち‐じん【一陣】‐ヂン 風や雨がひとしきり激しく吹いたり降ったりすること。「―の風」「―の驟雨(しゆうう)陣立てで、いちばん前の隊列。先陣。先鋒(せんぽう)。「鎮西八郎為朝、―を承って固めたり」〈保元・中〉一番乗り。先駆け。「一方の―を懸けて、鎌倉殿にも聞こえ奉り」〈盛衰記・三六〉

いちじん‐ほっかい【一×塵法界】イチヂン‐🔗🔉

いちじん‐ほっかい【一×塵法界】イチヂン‐ 仏語。きわめて小さなちりの中にも、法界、すなわち宇宙全体が備わっているということ。

いち‐ず【一途】‐ヅ🔗🔉

いち‐ず【一途】‐ヅ [名・形動]他を考えないで、一つのことに打ち込むこと。また、そのさま。ひたすら。ひたむき。「―に思いつめる」「学問―の人」一つの方法。「偽って申す条…謀(はかりごと)の―たれば」〈太平記・三〇〉→ひたすら[用法]

いち‐せいめん【一生面】🔗🔉

いち‐せいめん【一生面】 新しく開いた方面。新しい工夫。新生面。新機軸。いっせいめん。「生命科学の分野に―を開く」

いち‐ぜん【一×膳】🔗🔉

いち‐ぜん【一×膳】 いくつかある膳の一つ。また、その料理。飯などの一杯。(はし)一対。

いちぜん‐めし【一×膳飯】🔗🔉

いちぜん‐めし【一×膳飯】 茶碗一杯だけの飯。盛り切りの飯。死者に供える盛り切りの飯。ふつう他に分与しない意で箸を立てる。枕飯(まくらめし)

いちぜんめし‐や【一×膳飯屋】🔗🔉

いちぜんめし‐や【一×膳飯屋】 一膳飯を食べさせる簡易食堂。

いち‐ぞく【一族】🔗🔉

いち‐ぞく【一族】 同じ祖先から出た者たち。血のつながりのある者たち。同族。一門。

いち‐ぞく【一×粟】🔗🔉

いち‐ぞく【一×粟】 一粒の粟(あわ)。転じて、きわめて小さい物のたとえ。「大海の―」

いちぞく‐ろうどう【一族郎党】‐ラウダウ・【一族郎等】‐ラウドウ🔗🔉

いちぞく‐ろうどう【一族郎党】‐ラウダウ・【一族郎等】‐ラウドウ 《「いちぞくろうとう」とも》一家一族。家族。同族と家来。一族とその関係者。「選挙運動に―を総動員する」

いち‐ぞん【一存】🔗🔉

いち‐ぞん【一存】 自分一人だけの考え。「私の―では決めかねる」

大辞泉 ページ 907