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いち‐はやく【逸早く・逸速く】🔗🔉

いち‐はやく【逸早く・逸速く】 [副]《形容詞「いちはやし」の連用形から》真っ先に。すばやく。「―現場に向かう」「―手を引く」

いち‐はや・し【逸早し・逸速し】🔗🔉

いち‐はや・し【逸早し・逸速し】 [形ク]《「いち」は、勢いのはげしい意の接頭語、「はやし」は、激しい、鋭いなどの意》霊威・霊験が著しく恐ろしい。「熱田神(あつたのかみ)、―・くおはしまして…やがてたち所に、罰せさせおはしましければ」〈宇治拾遺・三〉情け容赦ない。はげしい。「―・き世のいと恐ろしう侍るなり」〈源・須磨〉気性がはげしい。気が強い。「后の御心―・くて」〈源・賢木〉すばやい。「真言院の律師一人、―・く読む」〈宇津保・国譲下〉気が早い。「いまだ御五十日(いか)だにきこしめさぬに、―・き御もてなし、めずらかなり」〈増鏡・おどろの下〉

いちはら【市原】🔗🔉

いちはら【市原】 千葉県中西部、東京湾に面する市。もと上総(かずさ)の国府・国分寺の置かれた地。京葉工業地帯の中心地。人口二七・三万。

いちはらの【市原野】🔗🔉

いちはらの【市原野】 歌舞伎舞踊。富本節。三世桜田治助作詞、名見崎徳治作曲。本名題「当稲俄姿画(わせおくてにわかのすがたえ)」。文久三年(一八六三)江戸守田座で初演。洛外市原野で源頼光・袴垂保輔(はかまだれやすすけ)・小蝶の前が繰り広げるだんまり。明治八年(一八七五)常磐津(ときわず)で再演。

いちはら‐の‐おおきみ【市原王】‐おほきみ🔗🔉

いちはら‐の‐おおきみ【市原王】‐おほきみ 天智天皇の曾孫安貴王の王子。廷臣・歌人。備中守・玄蕃頭(げんばのかみ)・治部大輔・造東大寺長官などを歴任。生没年未詳。万葉集に歌数首が残る。

いち‐ばん【一番】🔗🔉

いち‐ばん【一番】 [名]順序・番号の最初。また、最初のもの。「―電車」最も優れているもの。また、最も大切なこと。「―の成績」「何よりも健康が―だ」歌合わせ・碁・相撲・剣道などの勝負の組み合わせ。一勝負の組み合わせ。「この―が見ものだ」「結びの―」謡・能・歌舞などの一曲。「謡を―あげる」[副]この上なく。最も。「君が―上手だ」ためしに。思いきって。ひとつ。「できるかどうか、ここで―試してみよう」 [アクセントはイチバン、はイチバン。 [類語]第一・真っ先・最初・初発・先頭・いの一番・トップ/一等・最高・最上・最良・最善・随一・ぴか一・白眉(はくび)・ベスト・ナンバーワン

大辞泉 ページ 918