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たかはし‐かげやす【高橋景保】🔗🔉

たかはし‐かげやす【高橋景保】一七八五〜一八二九]江戸後期の天文学者。大坂の人。至時(よしとき)の子。字(あざな)は子昌。号、観巣。書物奉行兼天文方筆頭として語学・地理学を修め、伊能忠敬(いのうただたか)の測量事業を監督、「大日本沿海輿地全図」を完成。のち、シーボルト事件の主犯として捕らえられ獄死。

たかはし‐かずみ【高橋和巳】🔗🔉

たかはし‐かずみ【高橋和巳】一九三一〜一九七一]小説家・中国文学者。大阪の生まれ。戦後文学の影響を受け、知識人のあり方を追求した長編を発表。小説「悲の器」「邪宗門」「散華」など。

たかはし‐かつみ【高橋克巳】🔗🔉

たかはし‐かつみ【高橋克巳】一八九〇〜一九二五]化学者。和歌山の生まれ。鈴木梅太郎の門下。タラの肝油からビタミンAを抽出。

たかはし‐がわ【高梁川】‐がは🔗🔉

たかはし‐がわ【高梁川】‐がは 岡山県西部の川。鳥取との県境に源を発し、南流して倉敷市で瀬戸内海に注ぐ。長さ一一一キロ。

たかはし‐けんじ【高橋健自】🔗🔉

たかはし‐けんじ【高橋健自】一八七一〜一九二九]考古学者。宮城の生まれ。東京帝室博物館に勤務して古墳時代の鏡や埴輪などの研究に貢献。著「鏡と剣と玉」など。

たかはし‐これきよ【高橋是清】🔗🔉

たかはし‐これきよ【高橋是清】一八五四〜一九三六]財政家・政治家。江戸の生まれ。日本銀行総裁・蔵相を経て、首相・政友会総裁などを歴任。昭和初期にも再三蔵相を務め、金融恐慌・世界大恐慌に対処。二・二六事件で暗殺された。

たかはし‐ざんむ【高橋残夢】🔗🔉

たかはし‐ざんむ【高橋残夢】一七七五〜一八五一]江戸後期の国学者。京都の人。香川景樹に師事し、国語の語源研究で一音一義説を唱えた。著「残の夢」「言霊名義考」「国字定源」など。

たかはし‐しんきち【高橋新吉】🔗🔉

たかはし‐しんきち【高橋新吉】一九〇一〜一九八七]詩人。愛媛の生まれ。「ダダイスト新吉の詩」によって、日本のダダイスムの創唱者となり、現代詩の先駆をなした。詩集「胴体」、小説「ダダ」など。

大辞泉 ページ 9239