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いちわいちげん【一話一言】🔗🔉

いちわいちげん【一話一言】 江戸後期の随筆。五六巻。大田南畝(なんぽ)著。安永四年(一七七五)ごろから文政五年(一八二二)ごろまでに筆者が見聞した風俗・流行・事件・天災・幕府の文書などを書き留めたもの。

いつ【五】🔗🔉

いつ【五】 ご。いつつ。声を出して数えるときの語。「―、む、なな、や」ご。いつつ。名詞の上に付いて用いる。「―文字」「―柱」

いつ【厳・稜威】🔗🔉

いつ【厳・稜威】 (「いつの」の形で、またはそのまま体言に続けて用いられる)(い)み清めたこと。神聖なこと。「―幣(ぬさ)の緒結び」〈祝詞・出雲国造神賀詞〉勢いの激しいこと。威力の強烈なこと。「―の男建(をたけび)ふみ建(たけ)びて」〈記・上〉

いつ【一・壱】🔗🔉

いつ【一・壱】 ひとつ。「ここに―の秘法を案出致し候(そろ)」〈漱石・吾輩は猫である〉同じこと。まとまっていること。「軌を―にする」「心を―にする」一方。あるもの。別なもの。「―は甘く、―は苦い」(「いつに」の形で副詞的に用いて)もっぱら。ひとえに。「成否は―に現在の努力にかかっている」

いつ【何時】🔗🔉

いつ【何時】 [代]不定称の指示代名詞。時に関して、不定・疑問の意を表す。「―いかなる時も」「―来るのだろう」いつもの時。平常。「―の年よりも初雪が降るのが早かった」

何時…か🔗🔉

何時…か 《「か」は副助詞。あとに来る文の内容を表す》過去あるいは未来の時について、わからないことを表す。「いつ退院できるかまだ見当がつかない」《「か」は終助詞。疑問文として用いられる》過去あるいは未来の時を直接に尋ねる表現。「いつ結婚したんですか」

何時が何時(いつ)まで🔗🔉

何時が何時(いつ)まで 「いつまで」を強めた言い方。いったい、いつまで。「―寝てりゃ気がすむんだ」

何時となく🔗🔉

何時となく いつのまにか。いつとはなく。「―雨風もおさまった」いつという期限もなく。いつまでも。「少輔―臥したりければ」〈落窪・二〉

何時とも分か🔗🔉

何時とも分か いつとも限らず。いつでも。「いそふりの寄する磯には年月を―ぬ雪のみぞふる」〈土佐〉

何時にな・い🔗🔉

何時にな・い いつもと違っている。ふだんのようではない。「こんなに早く来るのは―・いことだ」

大辞泉 ページ 940