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だて‐まさむね【伊達政宗】🔗🔉

だて‐まさむね【伊達政宗】一五六七〜一六三六]安土桃山時代から江戸初期にかけての武将。出羽の人。畠山・蘆名氏を倒して奥州を制覇。のち、豊臣秀吉に仕えて朝鮮に出陣。関ヶ原・大坂の陣には徳川方につき仙台藩の基礎を固めた。キリシタンに関心をもち、支倉常長(はせくらつねなが)をローマに派遣。幼時に右眼を失明し独眼竜と称された。

たて‐まし【建(て)増し】🔗🔉

たて‐まし【建(て)増し】 [名]スルたてますこと。また、たてました箇所。増築。「子供部屋を―する」

たて‐ま・す【建(て)増す】🔗🔉

たて‐ま・す【建(て)増す】 [動サ五(四)]現在ある建物に、新しい部分を建て加える。増築する。「書斎を―・す」

たて‐まだ・す【立て遣す・遣す】🔗🔉

たて‐まだ・す【立て遣す・遣す】 [動サ四]使いや物などを差し上げる。「天皇崩(かむあが)りましたりと聞きて弔使(とぶらひ)を―・せり」〈皇極紀〉[動サ下二]に同じ。一説に、さしあげさせるの意かとも。「まぼりもの―・せむ」〈宇津保・藤原の君〉

たてまつ‐とうもう【立松東蒙】🔗🔉

たてまつ‐とうもう【立松東蒙】 平秩東作(へずつとうさく)

たてまつり‐もの【奉り物】🔗🔉

たてまつり‐もの【奉り物】 献上する品物。みつぎもの。「百済(くだら)の―をけがしみだれりといふ」〈神功紀〉《尊敬語「たてまつる」から》貴人の衣服。お召し物。「おほやけの―は、おろそかなるをもてよしとす」〈徒然・二〉

たて‐まつ・る【奉る】🔗🔉

たて‐まつ・る【奉る】 [動ラ五(四)]「やる」「おくる」の、その対象を敬っていう謙譲語。上位の人に差し上げる。献上する。「貢ぎ物を―・る」動作の対象への敬意を失い、「やる」「おくる」をからかっていう。「あだ名を―・る」形だけある地位に就けて、敬意を払ったことにする。祭り上げる。「会長に―・って口出しをさせない」その動作を受ける人を主として、尊敬語として用いる。「飲む」「食う」の尊敬語。召し上がる。「壺なる御薬―・れ」〈竹取〉「着る」の尊敬語。お召しになる。「御袴着のこと、一の宮の―・りしに劣らず」〈源・桐壺〉「乗る」の尊敬語。お乗りになる。「乗り給ふ」より敬意が強い。「女御殿、対の上は一つに―・りたり」〈源・若菜下〉(補助動詞)動詞の連用形に付いて謙譲の意を添え、その動作の及ぶ相手を敬う。…申し上げる。…さしあげる。「御神体を移し―・る」「よろしく願い―・ります」[動ラ下二]《に使役の意が加わったもの。一説に、四段「奉る」と同義とも》人を通して、差し上げる。差し上げさせる。「小さき人して―・れたれば」〈かげろふ・中〉使いの者を参上させる。使いを差し上げる。「惟光を―・れ給へり」〈源・若紫〉◆は、未然形と連用形の用例しかないが、通常、下二段と認めている。

大辞泉 ページ 9410