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一寸の虫にも五分(ごぶ)の魂🔗🔉

一寸の虫にも五分(ごぶ)の魂 どんな弱小なものにも、それ相応の意地や考えがあって、ばかにしてはいけないということのたとえ。

いっすん‐あし【一寸足】🔗🔉

いっすん‐あし【一寸足】 小股(こまた)で歩くこと。刻み足。

いっすん‐きざみ【一寸刻み】🔗🔉

いっすん‐きざみ【一寸刻み】 いっぺんに殺さず、少しずつ切って苦しめること。また、物事が少しずつ進行すること。「参詣人の列が―に進む」「私の命を―に捨てて行くようにつらい」〈康成・十六歳の日記〉

いっすん‐さき【一寸先】🔗🔉

いっすん‐さき【一寸先】 ちょっと離れた前方。「―も見えない吹雪」

いっすん‐だめし【一寸試し】🔗🔉

いっすん‐だめし【一寸試し】 少しずつ切り刻むこと。または、そのようにして苦しめること。一分(いちぶ)試し。

いっすん‐のがれ【一寸逃れ】🔗🔉

いっすん‐のがれ【一寸逃れ】 その場だけをつくろって、一時的に逃れようとすること。当座逃れ。一時逃れ。「帰国(けへ)ッてから返すと、―にごまかして」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉

いっすんぼうし【一寸法師】イツスンボフシ🔗🔉

いっすんぼうし【一寸法師】イツスンボフシ 室町時代の御伽草子(おとぎぞうし)の一。背丈が一寸ほどの主人公が鬼退治をし、打ち出の小槌(こづち)の力でりっぱな若者になり、公家の姫と結婚し中納言にまで出世する。

いっ‐せ【一世】🔗🔉

いっ‐せ【一世】 仏語。過去・現在・未来の三世(さんぜ)のうちの一つ。一生涯。一生。「夫婦―の別れが泣かずに居られましょうか」〈紅葉・二人比丘尼色懺悔〉(子を二世、孫を三世というのに対し)その人の一代。(孫の代までを二世、曾孫(ひまご)までを三世というのに対して)父から子への一代。父子一代。

いっ‐せい【一世】🔗🔉

いっ‐せい【一世】 一生。一代。その時代。当代。「―に名を馴せる」「―の雄」一人の君主・家長が国や家を治めている間。一代。移民や開拓民などの最初の代の人。「日系―」同じ血統や同じ名の法王・王・皇帝などの中で、最初に即位した者。第一代。初代。「ナポレオン―」 [アクセントはイッセイ、はイッセイ。

一世を風靡(ふうび)・する🔗🔉

一世を風靡(ふうび)・する その時代の人々がことごとく受け入れ従うようにする。ある時代に圧倒的に流行する。「新理論として―・する」「―・した歌手」

大辞泉 ページ 970