ちゃらん‐ぽらん ［名・形動］いいかげんで無責任なこと。また、そのさま。「―を言う」「―な仕事」

ちゃり【茶利】 《動詞「茶_（ちや）る」の連用形から。「茶利」は当て字》おどけた、こっけいな文句や動作。また、冗談。「―ばかり言わで」〈一葉・にごりえ〉人形浄瑠璃や歌舞伎で、こっけいな演技・演出。また、茶利場_{（ちやりば）}のこと。操り人形の首_{（かしら）}で、こっけいな面相のもの。

ち‐やり【血_×槍】 血のついた槍。血だらけの槍。

チャリオット【chariot】 古代エジプト・ギリシア・ローマなどで用いられた二頭立て一人乗りの二輪馬車。戦闘・狩猟・競走などに用いられた。

ちゃり‐がたき【茶利敵】 半道敵_{（はんどうがたき）}

ちゃり‐がたり【茶利語り】 茶利場を得意とする義太夫節の太夫。

ちゃり‐ごえ【茶利声】_‐ごゑ おどけた声。こっけいな声。「私は―で歌ふことは参りませぬ」〈浄・妹背山〉

チャリティー【charity】 慈善。慈善の心や行為。特に、社会的な救済活動をいう。「―バザー」「―コンサート」

チャリティー‐ショー【charity show】 慈善のための資金を集める目的で行う興行。慈善興行。

ちゃり‐ば【茶利場】 人形浄瑠璃・歌舞伎で、笑劇の要素の濃い段や場面。茶利。

ちゃ‐りょう【茶寮】_‐レウ さりょう（茶寮）

ちゃりん ［副］金属片などが固い物に触れて出す高い音を表す語。ちゃらん。「百円玉が―と落ちた」

ちゃりんこ 子供のすり。自転車の俗称。

ちゃ・る【茶る】 ［動ラ四］《「茶」の動詞化》こっけいな言動をする。ふざける。おどける。「与八様とした事が、余り―・って下さんすな」〈浄・難波丸金鶏〉

チャルダーシュ【_{ハンガリー}csrds】 《「チャルダッシュ」とも》ハンガリーの民族舞曲。四分の二拍子で、ゆるやかな導入部と、急速で独特なリズムをもつ主部とからなる。