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一波纔(わず)かに動いて万波(まんぱ)随(したが)う🔗🔉

一波纔(わず)かに動いて万波(まんぱ)随(したが)う 一つの事件の影響が多方面に及ぶことのたとえ。

いっ‐ぱ【一派】🔗🔉

いっ‐ぱ【一派】 学芸・宗教・武道などで、もとの流儀や宗旨などから分かれた一つの流派。「―を立てる」主義主張や目的などを同じくする人たちの仲間。「一党―にかたよらない」

いっ‐ぱ【言っぱ】🔗🔉

いっ‐ぱ【言っぱ】 〔連語〕《動詞「い(言)う」に係助詞「は」の付いた「いうは」の音変化》(「…といっぱ」の形で用いて)言うのは。「そもそも源氏と―」〈曾我・一〉

いっ‐ぱい【一杯】🔗🔉

いっ‐ぱい【一杯】 [名]一つの杯・茶碗などに入る分量。「コップ―の水」ちょっと酒を飲むこと。「帰りに―やりませんか」イカ・タコや船一つ。→杯(はい)金一両。「祝儀は女郎へ、壱分を二三十粒、宿へ三歩あるいは金―」〈浮・元禄大平記・五〉名詞の下に付き、接尾語的に用いて、限度ぎりぎりまで、の意を表す。「精―働く」「時間―考える」「腹―食べる」[副]一定の容器や場所などに物があふれんばかりに満ちているさま。「日が―さし込む」「部屋は来客で―になる」できる限り。ありったけ。「弓を―に引き絞る」 [アクセントはイッパイ、はイッパイ。 [類語]満満と・なみなみ・ぎっしり・びっしり・満杯・たくさん・たっぷり・十二分に・ふんだんに・どっさり・たんまり・豊富に・潤沢(じゆんたく)

一杯食・う🔗🔉

一杯食・う うまくだまされる。たくらみにひっかかる。「つい油断してまんまと―・った」

一杯食わ・す🔗🔉

一杯食わ・す うまく人をだます。「今度ばかりは―・された」

一杯は人酒を飲む二杯は酒酒を飲む三杯は酒人を飲む🔗🔉

一杯は人酒を飲む二杯は酒酒を飲む三杯は酒人を飲む 飲酒は、少量のときは自制できるが、杯を重ねるごとに乱れ、最後には正気を失ってしまうということ。酒はほどほどに飲めという戒め。

一杯参・る🔗🔉

一杯参・る一杯食う」に同じ。「敵討ちとの口上は釈迦でも―・ること」〈浄・嫗山姥〉

いっ‐ぱい【一敗】🔗🔉

いっ‐ぱい【一敗】 [名]スル勝負に一回敗れること。「―を喫する」

一敗地に塗(まみ)・れる🔗🔉

一敗地に塗(まみ)・れる 《「史記」高祖本紀から》二度と立ち上がれないほど大敗してしまう。

大辞泉 ページ 987