かそく‐ど【加速度】 一定時間内の速度の変化の割合。物事の変化の速さがしだいに増していくこと。「科学の進歩に―がつく」

かそくど‐けい【加速度計】 車両・航空機や機械の可動部分に取り付け、加速度を測定する装置。

かそくど‐げんり【加速度原理】 投資水準決定に関する経済理論。資本設備と国民所得との間に一定の比率関係が存在すると想定し、消費の増加が資本財に対する需要を呼び起こす波及関係を説明する。一九一七年にＪ＝Ｍ＝クラークによって体系化されたが、その後は乗数理論と組み合わせて、景気循環の分析に用いられることが多くなった。

かそくど‐てき【加速度的】 ［形動］程度がどんどん増すさま。「―に経営状態が悪化する」

かそくど‐びょう【加速度病】_‐ビヤウ 乗り物の動揺や加速度によって起こる病的状態。乗り物酔い。