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だん‐し【弾指】🔗🔉

だん‐し【弾指】 [名]スル《古くは「たんじ」「だんじ」とも》仏語。曲げた指の爪を親指の腹にかけて強くはじくこと。許諾・警告・忌避や歓喜などの意を表す所作。きわめて短い時間の単位。一万二千弾指を一昼夜とする。非難すること。排斥すること。「其浮薄遊惰を悪(にく)んで以て之れを―せざる者なしと」〈菊亭香水・世路日記〉

だんし‐きょう【弾指×頃】‐キヤウ🔗🔉

だんし‐きょう【弾指×頃】‐キヤウ弾指の間」に同じ。「三過門間の老病死一―去来今とも、彼様の事をや申すべき」〈太平記・三〇〉

だんし‐の‐かん【弾指の間】🔗🔉

だんし‐の‐かん【弾指の間】 指をはじくだけのきわめて短い時間。「芭蕉の断末魔も既にもう、―に迫ったのであろう」〈芥川・枯野抄〉

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