しら‐はり【白張り】 糊_（のり）をこわく張った白い布の狩衣_{（かりぎぬ）}。雑色_{（ぞうしき）}などが着た。白張り装束。小張り。はくちょう。白い紙を張ったままであること。また、そのもの。「―の傘」「白張り提灯_{（ぢようちん）}」の略。

しらはり‐ぢょうちん【白張り_△提_△灯】_{‐ヂヤウチン} 白紙を張っただけで、油をひいたり字や絵をかいたりしてない提灯。葬礼に用いる。しろぢょうちん。

はく‐ちょう【白張・白丁】_‐チヤウ 《「しらはり」を音読みにした語》「しらはり」に同じ。傘持ち・沓_（くつ）持ち・車副_{（くるまぞい）}などの役をする、を着た仕丁_{（じちよう）}。神事・神葬の際、白い衣を着て物を運ぶなど雑用に従事する者。はくてい（白丁）

はくちょう‐えぼし【白張_×烏_△帽子】_{ハクチヤウ‐} 白張のかぶる烏帽子。