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ぜん‐しゅう【禅宗】🔗🔉

ぜん‐しゅう【禅宗】 仏教の一派。もっぱら座禅を修行し、内観・自省によって心性の本源を悟ろうとする宗門。達磨(だるま)が中国に伝え、日本には鎌倉初期に栄西が臨済禅を、次いで道元が曹洞禅を、それぞれ入宋ののち伝えて盛んになった。江戸時代に明の隠元が来朝して黄檗(おうばく)の一派を開き、現在この三派が並び行われている。以心伝心・教外(きようげ)別伝を重んじ、仏の心をただちに人々の心に伝えるのを旨とするので、仏心宗ともいう。

ぜんしゅう‐よう【禅宗様】‐ヤウ🔗🔉

ぜんしゅう‐よう【禅宗様】‐ヤウ 鎌倉時代に禅宗とともに宋から伝えられた寺院建築様式の一。全体に木割(きわり)が細く、詰め組の組み物を多く配し、木鼻(きばな)・刳(く)り形・桟唐戸(さんからと)・火灯窓(かとうまど)・扇垂木(おうぎだるき)など、装飾的な造作が特徴。鎌倉市にある円覚寺舎利殿や正福寺地蔵堂がその代表例。唐様(からよう)

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