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つくば【筑波】🔗🔉

つくば【筑波】 《古くは「つくは」》茨城県、筑波山南側の地域名。(「つくば」と書く)茨城県南西部の市。筑波郡大穂(おおほ)・豊里・谷田部(やたべ)町と新治郡桜村が合併して、昭和六二年(一九八七)成立。翌年、筑波町を合併。人口一四・五万。

つくば‐おろし【×筑波×颪】🔗🔉

つくば‐おろし【×筑波×颪】 筑波山から吹き下ろす寒風。

つくば‐けんきゅうがくえんとし【筑波研究学園都市】‐ケンキウガクヱントシ🔗🔉

つくば‐けんきゅうがくえんとし【筑波研究学園都市】‐ケンキウガクヱントシ 茨城県南西部、筑波山南麓のつくば市、稲敷郡茎崎町にまたがる計画都市。昭和四八年(一九七三)筑波大学設置、そのほか多くの教育・研究機関が移転または建設。

つくばこ【筑波子】🔗🔉

つくばこ【筑波子】 江戸中期の女流歌人。江戸の人。本名、進藤茂子(しんどうしげりこ)。賀茂真淵に師事し、県門三才女の一人。歌文集「筑波子家集」。生没年未詳。

つくば‐さん【筑波山】🔗🔉

つくば‐さん【筑波山】 茨城県中西部の山。標高八七六メートル。主峰女体山とその西の男体山の二峰からなる。万葉集をはじめ古歌に多くよまれた。筑波嶺(つくばね)

つくばさん‐じけん【筑波山事件】🔗🔉

つくばさん‐じけん【筑波山事件】 元治元年(一八六四)水戸藩の尊王攘夷派天狗党が、筑波山で兵を挙げた事件。藩内の保守派と戦い、上洛の途中諸藩の討伐軍に敗れ、越前で加賀藩に降伏。幹部の武田耕雲斎・藤田小四郎らは敦賀で処刑された。天狗党の乱。

つくばさん‐じんじゃ【筑波山神社】🔗🔉

つくばさん‐じんじゃ【筑波山神社】 茨城県つくば市にある神社。筑波男大神を男体山に、筑波女大神を女体山に祭る。旧称、筑波両大権現。

つくば‐だいがく【筑波大学】🔗🔉

つくば‐だいがく【筑波大学】 茨城県つくば市にある国立大学。昭和四八年(一九七三)東京教育大学を母体とし、筑波研究学園都市への移転を契機に、新たに筑波大学として発足。→東京教育大学

つくば‐ならい【×筑波東=北=風】‐ならひ🔗🔉

つくば‐ならい【×筑波東風】‐ならひ 筑波山の方角から吹いてくる風。北東風。つくばおろし。「襟につめたき春風は、―か、富士南(=南西風)、吹雪厭うて来たりける」〈伎・三人吉三〉

つくば‐ね【筑波嶺】🔗🔉

つくば‐ね【筑波嶺】 筑波山の古名。「―に雪かも降らるいなをかもかなしき児ろが布(にの)(ほ)さるかも」〈万・三三五一〉

つくば‐の‐みち【×筑波の道】🔗🔉

つくば‐の‐みち【×筑波の道】 連歌の異称。日本武尊(やまとたけるのみこと)が筑波を過ぎて甲斐国の酒折(さかおり)の宮に着いたとき、「新治(にひばり)筑波を過ぎて幾夜か寝つる」と歌ったのに対し、火ともしの翁(おきな)が「かがなべて夜には九夜(ここのよ)日には十日を」と答えたという故事が、連歌の起こりとされたところからいう。

つくばもんどう【筑波問答】つくばモンダフ🔗🔉

つくばもんどう【筑波問答】つくばモンダフ 南北朝時代の連歌論書。一巻。二条良基著。正平一二=延文二年(一三五七)以後、文中元=応安五年(一三七二)以前に成立。連歌の沿革・故実・風体・作法などを問答式で論じる。

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