複数辞典一括検索+

ふくら【膨ら・△脹ら】🔗🔉

ふくら【膨ら・脹ら】 まるみをもっていること。また、その部分。刀の切っ先の丸みのこと。弓の上下の湾曲した部分。一張りの弓の長さ。的までの距離を測るときに単位として用いる。

ふく‐らか【膨らか・△脹らか】🔗🔉

ふく‐らか【膨らか・脹らか】 [形動][ナリ]「ふくよか」に同じ。「花びらに芳しい息をふくんで―に花をひらく」〈中勘助・銀の匙〉

ふくら‐か・す【膨らかす・△脹らかす】🔗🔉

ふくら‐か・す【膨らかす・脹らかす】 [動サ五(四)]ふくれさせる。ふくらます。「袴(はかま)―・したる検非違使」〈今昔・二九・一五〉

ふくらし‐こ【膨らし粉・△脹らし粉】🔗🔉

ふくらし‐こ【膨らし粉・脹らし粉】 パン・饅頭・菓子などの、生地(きじ)を膨張させるために用いる粉末。重曹などを原料とする。ベーキングパウダー。

ふくら・す【膨らす・△脹らす】🔗🔉

ふくら・す【膨らす・脹らす】 [動サ五(四)]「膨らます」に同じ。「萩の餅に腹を―・し」〈花袋・田舎教師〉[動サ下二]「ふくらせる」の文語形。

ふくら‐すずめ【膨ら×雀・△脹ら×雀・福△良×雀】🔗🔉

ふくら‐すずめ【膨ら×雀・脹ら×雀・福×雀】 まるまると太った雀。また、寒さに全身の羽毛をふくらませている雀。《季 冬》紋所・文様の名。羽をのばしたの姿を図案化したもの。女性の髪の結い方の一。の形に似せて中央を締め、左右に髷(まげ)を作るもの。江戸末期以降、一〇代の少女が結った。若い女性の帯の結び方の一。袋帯で両側に角を出し、お太鼓に似せて結んだもの。二枚扇。(「脹天蛾」とも書く)ヤガ科のガ。体は太く暗茶褐色で、前翅(まえばね)には波状の紋、後ろ翅には黒色と青色の帯がある。成虫で冬を越し、暖かい日に飛び出す。幼虫は芋虫で、食草はイラクサなど。

ふくら・せる【膨らせる・△脹らせる】🔗🔉

ふくら・せる【膨らせる・脹らせる】 [動サ下一]ふくら・す[サ下二]「ふくらます」に同じ。「たらふくの御馳走に腹を―・せて」〈中勘助・鳥の物語〉

ふくら‐はぎ【膨ら×脛・△脹ら×脛】🔗🔉

ふくら‐はぎ【膨ら×脛・脹ら×脛】(すね)の後面の、ふくらんだ部分。こむら。こぶら。

ふくらま・す【膨らます・△脹らます】🔗🔉

ふくらま・す【膨らます・脹らます】 [動サ五(四)]ふくらむようにする。ふくらす。ふくらせる。ふくらめる。「風船を―・す」「小鼻を―・す」

ふくらみ【膨らみ・△脹らみ】🔗🔉

ふくらみ【膨らみ・脹らみ】 ふくらんでいること。また、その箇所やその程度。「胸の―」

ふくら・む【膨らむ・△脹らむ】🔗🔉

ふくら・む【膨らむ・脹らむ】 [動マ五(四)]物が、内からの力で丸みをもって大きくなる。ふくれる。「木の芽が―・む」「かばんが―・む」考えや希望が広がって大きくなる。「計画が―・む」「夢が―・む」[動マ下二]「ふくらめる」の文語形。 [用法]ふくらむ・ふくれる――「餅(もち)がふくらむ(ふくれる)」「ポケットがふくらむ(ふくれる)」など、内から外に向かって大きくなる意では相通じて用いられる。◇「ふくらむ」はふつう、自然にやんわりと大きくなることをいい、「つぼみがふくらむ」「夢がふくらむ」では「ふくれる」は使わない。◇「ふくれる」には、異常な原因で大きくなるという意があり、この意味では「はれる」と相通ずる。「ねんざして足首がふくれる(はれる)」

ふくら・める【膨らめる・△脹らめる】🔗🔉

ふくら・める【膨らめる・脹らめる】 [動マ下一]ふくら・む[マ下二]「ふくらます」に同じ。「頬(ほお)を―・める」

大辞泉膨らで始まるの検索結果 1-12