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う‐い【有為】‐ヰ🔗🔉

う‐い【有為】‐ヰ 《梵sasktaの訳。作られたものの意》仏語。因縁によって起こる現象。生滅する現象世界の一切の事物。無為。

エス‐エー‐エム【SAM】🔗🔉

エス‐エー‐エム【SAM】 《surface-to-air missile》地対空ミサイル。サム。

がらん【×伽×藍】🔗🔉

がらん【××藍】 《梵saghrmaの音写「僧伽藍摩」の略。僧園・衆園と訳す》僧が集まり住んで、仏道を修行する、清浄閑静な場所。大きな寺・寺院の建物。「七堂―」

ぎょう【行】ギヤウ🔗🔉

ぎょう【行】ギヤウ [名]文字などの、縦または横の並び。くだり。「―を改める」「か―う段」仏語。《梵saskraの訳》十二因縁の一。過去に身・口・意の三業(さんごう)によってなした善悪すべての行い。《梵sasktaの訳》因縁によって作られた、一切の無常な存在。《梵carita,caryの訳》僧や修験者の修行。《梵gamanaの訳》住・座・臥(が)とともに四儀の一。歩くこと。哲学で、行為。実践。数学で、行列または行列式で横の並び。「行書」の略。「楷(かい)、―、草(そう)律令制で、位官を連ねて書く際、位階が高く官職が低いときに位官の間に置いた語。「正三位兼―左近衛大将」〈宇津保・内侍督〉守。〔接尾〕助数詞。文字などの縦または横の並びの数をかぞえるのに用いる。「一六―目」

クロンプトン【Samuel Crompton】🔗🔉

クロンプトン【Samuel Crompton】一七五三〜一八二七]英国の発明家。水力紡績機のローラー機構と、ジェニー紡績機の撚(よ)りの原理とを組み合わせた、細くて強い糸の作れるミュール紡績機を発明。

コールリッジ【Samuel Taylor Coleridge】🔗🔉

コールリッジ【Samuel Taylor Coleridge】一七七二〜一八三四]英国の詩人・批評家。ワーズワースとともに「叙情民謡集」を著し英国ロマン主義の先駆となった。夢幻的な作風で知られる。詩「老水夫の歌」、評論「文学的自伝」など。

ゴンパーズ【Samuel Gompers】🔗🔉

ゴンパーズ【Samuel Gompers】一八五〇〜一九二四]米国の労働運動指導者。英国生まれ。米国に移民後、一八八六年、米国労働総同盟(AFL)を結成して初代会長となる。階級協調主義・職能別組合主義を主張した。

サーマーン‐ちょう【サーマーン朝】‐テウ🔗🔉

サーマーン‐ちょう【サーマーン朝】‐テウ 《Smn》八七五年にナスル一世がアッバース朝から独立して創始したイランの王朝。中央アジアとイラン東部を支配したが、カラハン朝の侵入によって九九九年に滅亡。

ザーメン【ドイツSamen】🔗🔉

ザーメン【ドイツSamen】 精液。

サーンキヤ‐がくは【サーンキヤ学派】🔗🔉

サーンキヤ‐がくは【サーンキヤ学派】 《梵Skhyaは「僧(そうぎや)」と音写》インド六派哲学の一。開祖は迦毘羅仙(かびらせん)(カピラ)。精神的原理である神我と物質原理である自性の二元論によって世界の生成・転変を説明し、物質から離れた神我を自覚することで解脱を得ると説く。数論(すろん)学派。

サマーラ【Samara】🔗🔉

サマーラ【Samara】 ロシア連邦ボルガ川中流域の都市。機械・精油などの工業が盛ん。一九三五年からクイビシェフと呼んだが九一年旧称を復活。人口、行政区一二四万、都市圏一二七万(一九九二)

サマリア【Samaria】🔗🔉

サマリア【Samaria】 パレスチナ中部にあった古代都市、のちに地方名。前九世紀初めイスラエル王オムリが北王朝の首都として建設。北王朝は前七二一年アッシリアに滅ぼされ属領となるが、移住してきた異民族と混血したのがサマリア人で、以後長く異教徒としてユダヤ人に排斥された。

サマリウム【samarium】🔗🔉

サマリウム【samarium】 希土類元素のランタノイドの一。灰色の金属。空気中で熱すると酸化物となり、熱水では水素を発生する。元素記号Sm原子番号六二。原子量一五〇・四。

サマルカンド【Samarkand】🔗🔉

サマルカンド【Samarkand】 ウズベキスタン南東部にある都市。中央アジア最古の都市の一つで、古来、東西交易の要地として栄え、一四〜一五世紀にはチムール帝国の都。◆「撒馬児干」とも書く。

サミズダート【ロシアsamizdat】🔗🔉

サミズダート【ロシアsamizdat】 ソ連時代の地下出版物。また、その出版所。

サムエル【Samuel】🔗🔉

サムエル【Samuel】 前一一世紀ごろの預言者・祭司。イスラエル最後の士師。ペリシテ人の攻勢に対し、サウルをイスラエル王国最初の王位につけ、イスラエルの宗教的統一を図った。のちダビデを擁立。

サムエルソン【Samuelson】🔗🔉

サムエルソン【Samuelson】 サミュエルソン

サムソン【Samson】🔗🔉

サムソン【Samson】 旧約聖書中の人物。イスラエルの士師で、怪力の持ち主。ペリシテ人と再三戦ってこれを破ったが、愛人デリラの策謀でその大力の根源である長髪を失い、敵に捕らえられて両眼をも失った。しかし、最後の怪力で神殿を破壊し、ペリシテ人三〇〇〇人を殺し、自らも死んだという。

サモア【Samoa】🔗🔉

サモア【Samoa】 南太平洋中部の火山性の諸島。西経一七一度線の東側はアメリカ領サモア。西側はドイツ領、ニュージーランド委任統治、国連信託統治を経て一九六二年独立、西サモア共和国となった。

サモイェード【Samoyed】🔗🔉

サモイェード【Samoyed】 シベリアの北極海沿岸に住み、ウラル語族のサモイェード語を話す蒙古系諸民族の総称。ツンドラ地帯での遊牧や漁労・狩猟を主な生業とする。

サモワール【ロシアsamovar】🔗🔉

サモワール【ロシアsamovar】 ロシア特有の、茶を入れるための湯沸かし器。銅製で、中心に火を入れる管が通じる。電気式もある。

サンバ【ポルトガルsamba】🔗🔉

サンバ【ポルトガルsamba】 ブラジルの民族舞曲およびダンス曲。また、そのリズム。四分の二拍子の軽快で速いテンポを特色とする。

サンバー【sambar】🔗🔉

サンバー【sambar】 シカ科の哺乳類。大形で全身濃褐色、斑点はない。くびに粗い長毛をもつ。森林にすみ、水浴び・泥浴びを好む。アジア南部から南東部に分布。水鹿(すいろく)

さんばら【三×跋羅】🔗🔉

さんばら【三×跋羅】 《梵savaraの音写。禁戒・律儀などと訳す》仏の定めた戒律。

サンプリング【sampling】🔗🔉

サンプリング【sampling】 [名]スル検査などのために見本を抜き出すこと。また、統計調査で、対象となる母集団から標本を抽出すること。標本抽出。

サンプル【sample】🔗🔉

サンプル【sample】 見本。また、標本。

サンボ【ロシアsambo】🔗🔉

サンボ【ロシアsambo】 《samooborana bjez oruija(武器を持たない自己防衛の意)の略》柔道とレスリングとを混合したような格闘技。多数の民族格技をもとに一九三〇年代にソ連で始められたもので、絞め技のない柔道ともいわれ、関節技に特徴がある。

さんぼだい【三×菩△提】🔗🔉

さんぼだい【三×提】 《梵sabodhiの音写》「阿耨多羅三藐(あのくたらさんみやく)三菩提」の略。

さんまい【三×昧】🔗🔉

さんまい【三×昧】 [名]《梵samdhiの音写。三摩提・三摩地とも音写。定・正定・等持などと訳す》仏語。心を一つの対象に集中して動揺しない状態。雑念を去り没入することによって、対象が正しくとらえられるとする。「三昧場(さんまいば)」の略。〔接尾〕《「ざんまい」の形で多く用いられる》名詞または形容動詞の語幹に付く。ともすればその傾向になるという意を表す。「刃物―に及ぶ」そのことに熱中するという意を表す。「読書―の暮らし」心のままにするという意を表す。「ぜいたく―な生活」

さんまや【三摩×耶・三×昧×耶】🔗🔉

さんまや【三摩×耶・三××耶】 《梵samayaの音写。約・時・却などと訳す》仏語。漠然とした、時。ある時。さまや。衆生(しゆじよう)を誘って悟りの世界へ導こうとする、その時。さまや。密教で、仏の本誓(ほんぜい)・除障・警覚・平等の意。仏と衆生が本来平等であると解していう。さまや。「三摩耶形(ぎよう)」の略。

さんみゃく‐さんぼだい【三×藐三×菩△提】🔗🔉

さんみゃく‐さんぼだい【三×藐三×提】 《梵samyak-sabodhiの音写》「阿耨多羅(あのくたら)三藐三菩提」に同じ。

スマイルズ【Samuel Smiles】🔗🔉

スマイルズ【Samuel Smiles】一八一二〜一九〇四]英国の著述家。主著「自助論」は、明治時代に「西国立志編」として中村正直により邦訳され、愛読された。

セーム【same】🔗🔉

セーム【same】 同じであること。多く複合語の形で用い、種類・数量などが同一である意を表す。「―サイズ」「―ツー」

セーム‐がわ【セーム革】‐がは🔗🔉

セーム‐がわ【セーム革】‐がは(ドイツ)Smischleder》カモシカの皮を植物油でなめしたもの。シカ・ヤギなどのものもいう。手袋・衣料などに用いる。シャミ。

そう【僧】🔗🔉

そう【僧】 《梵saghaの音写「僧伽(そうぎや)」の略》仏道を修行する人の集団。三宝の一。仏道を修行する人。比丘(びく)。出家。法師。僧侶(そうりよ)ある宗教に属し、修行や伝道をする人。「カトリック―」

そう【想】サウ🔗🔉

そう【想】サウ 考え。思い。また、芸術作品などの構想。「―をめぐらす」「作品の―を練る」《梵sajの訳》仏語。五蘊(ごうん)の一。対象の姿を心の中に思い浮かべる表象作用。

そうぎし【僧×祇支】🔗🔉

そうぎし【僧×祇支】 《梵sakakikの音写》袈裟(けさ)の下につける衣。左肩に掛けて胸・わきを覆う。インドで比丘尼(びくに)にのみ着用が許された。

そうぎゃ【僧×伽】🔗🔉

そうぎゃ【僧×伽】 《梵saghaの音写。集団・会合の意》仏道修行をする僧の集団。広く在家を含めた集団をいうこともある。

そうぎゃり【僧×伽×梨】🔗🔉

そうぎゃり【僧××梨】 《梵saghiの音写》三衣(さんえ)の一。僧の正装衣で、九条から二五条の布片を縫い合わせた一枚の布からなる袈裟(けさ)。大衣(だいえ)。僧伽梨衣(そうぎやりえ)。そうかり。

バトラー【Samuel Butler】🔗🔉

バトラー【Samuel Butler】 一六一二〜一六八〇]英国の詩人。王党派として清教徒を攻撃した風刺詩「ヒューディブラス」で知られる。と区別して、ヒューディブラスのバトラーとよばれる。一八三五〜一九〇二]英国の小説家。風刺的ユートピア小説「エレホン」、ビクトリア朝の因習・偽善を批判した自伝的小説「万人の道」など。と区別して、エレホンのバトラーとよばれる。

ベケット【Samuel Beckett】🔗🔉

ベケット【Samuel Beckett】一九〇六〜一九八九]フランスの小説家・劇作家。アイルランド生まれ。ヌーボーロマンの先駆者とされ、前衛劇の分野でも大きな足跡を残した。一九六九年ノーベル文学賞受賞。小説「モロイ」、戯曲「ゴドーを待ちながら」など。

りつ‐ぎ【律儀・律義】🔗🔉

りつ‐ぎ【律儀・律義】 [名・形動]「りちぎ(律気)」に同じ。「―な児心をば、見ぬいた小常が侠気(おとこぎ)なり」〈逍遥・当世書生気質〉[名]《梵savaraの訳。身を制する意》悪や過失に陥ることを防ぐ働きのあるもの。善行のこと。また、善行を行うよう仏が定めた戒。禁戒。

りん‐ね【輪×廻】‐ヱ🔗🔉

りん‐ね【輪×廻】‐ヱ [名]スル《「りんえ」の連声》《梵sasraの訳。流れる意》仏語。生ある者が迷妄に満ちた生死を絶え間なく繰り返すこと。三界・六道に生まれ変わり、死に変わりすること。インドにおいて業(ごう)の思想と一体となって発達した考え。流転。転生。輪転。「六道に―する」連歌・連句で、一巻(ひとまき)のうちに同意・同想の言葉や意味が繰り返されること。また、付句に打ち越しと似た語句・趣向を用いること。禁制とされる。地学現象が一定の順序で生起し、循環的に繰り返すこと。浸食輪廻など。執着の気持ちの強いこと。愛着。「親の慈悲心、子故の闇、―の紲(きづな)にしめつけられ」〈浄・太功記〉

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