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きつねものがたり【狐物語】🔗🔉

きつねものがたり【狐物語】 《原題、(フランス)Roman de Renart》一二世紀後半から一三世紀半ばにかけて書き継がれた、フランスの韻文物語。ルナールという狐を主人公にした動物説話集。

ばらものがたり【薔薇物語】🔗🔉

ばらものがたり【薔薇物語】 《原題、(フランス)Roman de la Rose》中世フランスの教訓寓意詩。ギョーム=ド=ロリスによって一二二五〜四〇年に書かれた第一部は宮廷趣味の恋愛作法を幻想的に描き、ジャン=ド=マンによって一二七五〜八〇年に書かれた第二部は、愛欲的恋愛観を社会批評を交えて展開。

ヤコブソン【Roman Osipovich Yakobson】🔗🔉

ヤコブソン【Roman Osipovich Yakobson】一八九六〜一九八二]ロシア生まれの米国の言語学者。プラハ学派の代表者の一人で、構造主義音韻論を確立。また、一般言語学・スラブ言語学・言語病理学・詩学などで業績をあげた。著「音声分析序説」「一般言語学」など。

ローマ【Roma】🔗🔉

ローマ【Roma】 イタリア共和国の首都。同国中部、テベレ川下流域に位置し、市内には七つの丘や世界最小のバチカン市国がある。古代ローマ帝国の首都。ローマ教皇庁所在地として長くヨーロッパの政治・文化・宗教の中心。パンテオン・コロセウム・カラカラ浴場跡など古代ローマ遺跡が多い。人口、行政区二八三万(一九八四)。◆「羅馬」とも書く。「ローマ帝国」の略。

ローマは一日(いちにち)にして成らず🔗🔉

ローマは一日(いちにち)にして成らず 《Rome was not built in a day.》大事業は、長い間の努力なしには完成されないというたとえ。

ローマ‐カトリックきょうかい【ローマカトリック教会】‐ケウクワイ🔗🔉

ローマ‐カトリックきょうかい【ローマカトリック教会】‐ケウクワイ 《Roman Catholic Church》キリスト教最大の教会。ローマ教皇を最高首長とし、「聖なる公同の使徒的ローマ教会」と公称する。一〇五四年、東方教会と分裂後の西方教会をいい、特に一六世紀の宗教改革以後、プロテスタント教会に対して、こうよばれる。日本には一五四九年渡来。カトリック。カトリック教会。ローマ教会。公教会。天主公教会。

ローマナイズ【romanize】🔗🔉

ローマナイズ【romanize】 [名]スルローマ字で書き表すこと。ローマ字化。「ロシア文字を―する」

ローマン【roman】🔗🔉

ローマン【roman】 欧文活字の基本書体の一。縦線が太く、横線が細い立体で、起筆部と終筆部にセリフとよぶひげのような飾りが付く。ローマン体。

ローマン【フランスroman】🔗🔉

ローマン【フランスroman】 ロマン

ローマン‐ノーズ【Roman nose】🔗🔉

ローマン‐ノーズ【Roman nose】 ローマ人に顕著な鼻梁(びりよう)の高い鼻。わし鼻。

ロマネスク【Romanesque】🔗🔉

ロマネスク【Romanesque】 [名]一〇世紀末から一二世紀にかけて西欧に広まったキリスト教美術様式。古代ローマ・ゲルマン民族などの様式に東方の影響も加わったもので、ゴシックに先立つ。特に重厚な教会堂建築に代表され、石造穹窿(きゆうりゆう)をはじめ、半円形アーチの多用が特色。[形動](romanesque)小説のように、数奇であったり情熱的であったりするさま。「―な半生」

ロマノフ‐ちょう【ロマノフ朝】‐テウ🔗🔉

ロマノフ‐ちょう【ロマノフ朝】‐テウ 《Romanov》ロシアの王朝。一四世紀ごろモスクワ大公に仕えたコビラを祖とし、一六一三年ミハイル=ロマノフがツァーリ(皇帝)に即位して創始。一九一七年のロシア革命でニコライ二世が退位して崩壊した。

ロマン【フランスroman】🔗🔉

ロマン【フランスroman】 《ローマン》ロマンス」に同じ。小説。特に、長編小説。感情的、理想的に物事をとらえること。夢や冒険などへの強いあこがれをもつこと。「―を追う」「―を駆り立てられる」◆「浪漫」とも書く。

ロマン‐しゅぎ【ロマン主義】🔗🔉

ロマン‐しゅぎ【ロマン主義】 《romanticism》一八世紀末から一九世紀にかけて、ヨーロッパに興った芸術上の思潮。古典主義・合理主義に反抗し、感情・個性・自由などを尊重、自然との一体感、神秘的な体験や無限なものへのあこがれを表現した。文学ではシュレーゲル兄弟・ホフマン・ワーズワース・バイロン・ラマルティーヌ・ユゴーら、絵画ではジェリコー・ドラクロワら、音楽ではシューベルト・シューマン・ショパンらがその代表。日本では、明治中期の「文学界」「明星」などを中心に展開した文学運動をさす。浪漫主義。ロマンチシズム。ロマンチスム。

ロマンス【romance】🔗🔉

ロマンス【romance】 空想的、冒険的、伝奇的な要素の強い物語。特に中世ヨーロッパの、恋愛・武勇などを扱った物語をいう。ロマン。恋物語。恋愛小説。叙情的な内容の歌曲あるいは小規模な器楽曲。男女の恋愛に関する事柄。恋愛事件。◆元来は、ラテン語の俗化したロマンス語で書かれた物語の意。

ロマンス‐カー🔗🔉

ロマンス‐カー 《和romance+car》ロマンスシートを設けた電車やバス。

ロマンス‐グレー🔗🔉

ロマンス‐グレー 《和romance+gray》魅力のある初老の男性を、白髪交じりの頭髪に象徴させてよぶ語。また、その頭髪。

ロマンス‐シート🔗🔉

ロマンス‐シート 《和romance+seat》劇場・乗り物などで、二人掛けのソファー式の座席。◆英語ではlove seat

ロマンチシスト【romanticist】🔗🔉

ロマンチシスト【romanticist】ロマンチスト」に同じ。

ロマンチシズム【romanticism】🔗🔉

ロマンチシズム【romanticism】 ロマン主義」に同じ。現実を離れて夢や空想にひたる傾向。

ロマンチスト🔗🔉

ロマンチスト 《romanticistから》ロマン主義を信奉する人。ロマン主義者。現実を離れた、甘美な空想などを好む人。夢想家。空想家。

ロマンチスム【フランスromantisme】🔗🔉

ロマンチスム【フランスromantisme】ロマンチシズム」に同じ。

ロマンチック【romantic】🔗🔉

ロマンチック【romantic】 [形動]現実を離れ、情緒的で甘美なさま。また、そのような事柄を好むさま。空想的。「―な夢にひたる」

ロマンチック‐かいどう【ロマンチック街道】‐カイダウ🔗🔉

ロマンチック‐かいどう【ロマンチック街道】‐カイダウ 《Romantische Strae》ドイツ中部の都市ビュルツブルクから南下し、アルプス北麓の町フュッセンに至る道路の通称。全長約三〇〇キロ。中世の町並みの残るローテンブルク・ドナウベルト・アウグスブルクなどの都市が連なる観光路。

ロマン‐ロラン【Romain Rolland】🔗🔉

ロマン‐ロラン【Romain Rolland】 ロラン

ロミオとジュリエット【ロミオとジュリエット】🔗🔉

ロミオとジュリエット【ロミオとジュリエット】 《原題Romeo and Juliet》シェークスピアの悲劇。五幕。一五九四年または翌年成立。イタリアのベローナの仇敵(きゆうてき)どうしの二名門の子、モンタギュー家の息子ロミオとキャピュレット家の娘ジュリエットとの悲恋物語。

ロム【ROM】🔗🔉

ロム【ROM】 《read-only memory》コンピューターで、データの読み出し専用の半導体記憶装置。一度記憶させた情報は電源を切っても消えないので、書き換えをしない固定プログラムなどに用いる。

ロムルス【Romulus】🔗🔉

ロムルス【Romulus】 伝説上のローマの建国者。軍神マルスの子で双生児の兄。弟のレムスとともに狼(おおかみ)に育てられ、協力してローマを建設したが、のちに争ってレムスを殺した。

ロラン【Romain Rolland】🔗🔉

ロラン【Romain Rolland】一八六六〜一九四四]フランスの小説家・劇作家・批評家。人道主義・理想主義の立場に立った作品を書くとともに、反戦平和運動を推進。一九一五年ノーベル文学賞受賞。小説「ジャン=クリストフ」「魅せられた魂」、戯曲「愛と死との戯れ」、伝記「ベートーベンの生涯」、評論「戦いを超えて」など。

ロンパース【rompers】🔗🔉

ロンパース【rompers】 上下が一続きになった子供用の遊び着。ブルーマーにつりひもをつけた形や上着と続けた形がある。ロンパス。

ロンパー‐ルーム【romper room】🔗🔉

ロンパー‐ルーム【romper room】 子どもの遊び部屋。

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